日記の書き方自体を忘れている

とりとめがないのは昔からだけどなんというか情報をまとめられない感じがいや増している。どうやるんだっけ……

土曜日はT&T,悪太郎氏GM。避難民にも亡命者にもドワーフの苔のおかゆ必要でしょ？の巻き。


トントロわたしどのくらいぶりだ……？
このゲーム結構キャラしーになに書いてあるか忘れますね
個人修正の値が成長毎に書き換わることもあり
結局最初に書いてあった数値がどこを参照してできていたものだったのか解読できなかったので
再計算した数値を用いたが……


新宿に開いた異世界へのゲートを皮切りに
現代東京都ファンタジー世界が混交した世界で
久しぶりの冒険ですが
今回はトロールワールドのある国の戦火に対してボランティア活動。
攻められてる最中の国から亡命者だか避難者高が出てくるゲートが日比谷にあいちゃったもんで
その保護とゲートの先の状態の調査やらをしに行くのですが
逆に言えば手つかずの戦火のただなかかつ日本の法律は通用しないので
救助に回ることもできるし略奪に回ることもできる
自由な「冒険」の舞台の見本みたいなところのようです。


ヤクザな連中が粗悪なヤク物と抗生物質を高値で売りつけてやろうと売人の仕事をあっせんしてきたり
下半身丸出しの変態が自分をエロゲーの主人公と勘違いしているような最悪な動きをして（名称「ファッ〇マン」）いるという情報を入手したり

……ワードだけ書くとサタスペ感もあるけど
これはむしろトントロの懐の深さがこれを実現しているというべきか。


到着してひとまず、戦況確認。
実力主義の女王様がたてた帝国が傭兵を送りつけてきてるんですが、
正規軍は入ってきてない様子。
避難民に聞いてみると、この都市最強の騎士隊が、伸び縮みする不思議な槍を横に並べた完璧な槍衾陣形小隊が仕事をしているらしい。
民兵たちも一時は奮戦したそうだが、現在は撤退し、騎士隊に戦闘を任せている。
工業区、中流区、上流区のある街並みの中央に教会、一番奥に王城、はずれた方角に下層区とスラム。

ワープゲートの開いた工業区に冒険者たちが陣地を作り、避難誘導をしているが、
よそ者なので、現地民からみて敵傭兵団と見分けがつきにくい。
などなど。

教会に集まる避難民を誘導しにいくまでに、
フルアーマーの「騎士隊」と遭遇し、
「槍衾」が五人構成で存在してる限り、白兵攻撃ではヒットを比べられないと言われます。

射程が違いすぎる上に、穂先の揃いが完璧で近寄ることがままならないのだと。


幸い深追いしてくる作戦中ではないようで、逃げるに難はなかったのですが…。

どうも非人間的な感じを受けると思えば、
教会で合流した魔法生物のメゾンメイトの曰では「やつら魔法生物っぽい」、
教会に立てこもってる司祭さんの曰では
「人格にも機知にも優れた人だけがなれる騎士で、敵をみるやめくらめっぽう攻撃するだけの人たちではない」、
死にかけていた敵傭兵を起こして聞くには
「あいつらいろんなとこに一杯いる」
とのこと。
どうも、
伝え聞いていた…というより、現地民からみてもこの騎士隊の様子のおかしさは明らかなようで。

そのほか、下半身丸出しの悪魔みたいな男が確かに上流区をうろついていることは実際確認されているとか。
「トロールワールド由来だよ」「いや、うちらの世界じゃないよ、新宿由来だよ」「第三の宇宙から来たんじゃない？」「そうであってほしい」
ただ、
「魅力が一定以上の異性とロマンスを交わすと結構な経験値が手に入る」というルールを逆手に取ったごね得PCのムーブを感じさせるところもあるので、
キャラクターユニットとしてクソ強い可能性もあるし
例えばその経験点を魔法などに費やして回避不能の暴行を加えている可能性を考えると
今回PCたち二人とも女性なので、怒りは心頭ながら、さすがに積極的に攻撃しに行きたいとは思えません。
NPC含めたチーム一丸でなんとか対処したいねという話に落ち着きましたが……。


さて、
教会でうめく怪我人たちにモルヒネじゃない鎮痛ヤクと抗生物質を売り付け、
避難誘導の後に火事場泥棒をするなど。
巡回に来たこのまちの盗賊頭に見つかるなど。

同業かと思ったけど、町の裏をしっかり制御する自治組織の役目がかなり強いようで、
「敵傭兵にどうせとられる」類いのものを頂くことを了承してもらうくらいの説得劇。（でかいダイヤとかありましたが。あとなぜ境界にあったのか誰もわからないファイアオパールのついたポールウェポンなど）

彼らの協力で町の地下水道を歩けるようになったので、以降は移動中に騎士隊にエンカウントしないでもよくなりました。

中流区に、敵国の先遣隊長がけがをして潜んでいそうという話も。
彼を見つけられれば、停戦などの交渉もできるかもしれません。


他、工業区におそらく日本刀を使う危険な風体の戦士がうろついている、
上流区に確かに変質者が出回っているので、これを退治してくれるなら別途報酬を出す、
といった会話をして、その場は辞します。

日本刀を持ったコワい人は以前の冒険でお世話に（？）なった
新宿裏社会の用心棒の「先生」と思われます。
こう……斬り甲斐のあるものを斬りに行っちゃう癖のある人ですが
甘いものが好きなので料理上手PCによる料理判定とかで会話をしてもらえる人です。


工業区に行ってみて、実際に先生と遭遇。
お菓子を与えてみると、この町で行った戦闘についてお話してくれます。
なんでも「あの騎士隊、すばらしい斬り応えだった（恍惚）」とのこと。
あんた白兵戦メインなのにどうやって「槍衾」をいなしたのということですが、
ここが市街で、戦争中であるためにガレキが多く、左右への移動に対してフルアーマーの騎士隊が完璧に陣形を保ったまま槍衾を維持するのがわずかに難しいらしく、
つまり、速度判定L3に成功すれば白兵戦ができる状態になるらしいということ。
うーん、不可能ではないが！

そして、この先生この方法でもって何チームか「騎士隊」を輪切りにして見せています。
すげえや。
だもんで、その「中身」をちょっとばかり見聞するのですが、
どうも中に入ってるのは「普通の兵隊」。
秘密はやはり、共通支給されている武装、特に鎧のほうです。


トントロの世界に「マン・オー・ウォー」という単語があり、
不定形の人造魔法生物なのですが、孵化した場所に適応した姿を得られる自由度の高い生態や、人間に取り付いて能力を引き上げてくれるといった力を持つものの、
それらの能力が疑似餌として機能するというか、
実際の能力は、「利用すべく投入された地域を内側から腐らせていく」「最終的には全部台無しになる」ような、
おとぎ話のしっぺ返し譚をコンスタントに「起こす」ための生物兵器らしく、
どうも、これの気配を感じる。

チームメイトのNPCに聞いてみると、
「人を溶かした」マン・オー・ウォーのプールに鎧を浸すようなことして
「溶かした人の能力が使える」鎧を作ってるんじゃないかとか。
「人格にも実力にも優れた騎士」たちは、じゃあ……。

とはいえ、教会の司祭さんも、そんな作り方をするものであるはずがないとは言います。
確かに技術力に優れた魔術師がいて、この「騎士隊」の設立にはかかわってるけど、彼女だって人格者だったはずだと。



次いで、
敵国の先遣隊長を探します。
これも結構スルっと見当たる。
建物に閉じこもっているようですが、どうも反応がなく、何なら瀕死。
魔法など駆使して起き上がってもらいます。

こちら、先遣隊長どころか敵軍の司令官で、
こちらの王様と一騎打ちして勝ったところまではよかったのだけれど（双方とも部下に背中を見せる系の活躍をしちゃう司令官です！）
まあ、まさかあんなに強い「騎士隊」が、しかも何隊もいるというのは全く想定外だったとのこと。

市街に正規軍を入れることが全くできないまま、傭兵によってちょっとでも漸減させようという試みは
どうやら空振り、
実力主義の本国は「時間のかかる戦線」はそれだけで低評価ボタンを押される案件のようで、
それほどしないうちに撤退命令が来ちゃうだろうとのこと。
副官も、この指揮官の後釜を狙う野心家であり、動かし方次第で
迅速な停戦も戦後の処理や権利問題もかなりピーキーに変動しそうです。


さあ、
かなり出そろいました。
ファッ〇マンの問題は片付いてませんが、チームメイトの男性NPCがそちらは受け持つ、と言ってくれるので、
我々は王城に伺い、王亡き後この国を引っ張ってるのがどういう勢力なのか、
しっかりお話ししにいってみます。


途中、王城を守る門を開けるリドルのミスでダメージが発生し
唯一回復魔法のうてるゴーレム（魔法生物なのでまっとうな方法では回復しない）が倒れちゃうなどのアクシデントがありましたが……

……一答目で間違えてみた身でいうのはあれなんですが、

・３D6で１４を出してきた
・NPCまで巻き込んで的を増やしたにもかかわらずPC太刀を積極的に狙ってくるターゲットダイスだった

あたりのなんというか「致命的なところを狙ってきた」感覚、

いつもならいる面白被害担当PCのキバシさんが本来受け持つ「あっ致命結果に届いた」が我々に起きてしまったに過ぎないという気がしてきて……。


まあ、いろいろありつつ、
その国で現在指揮を執っている「魔術師」に会うことがかなったのですが、
目がシイタケ（ハイライトが異様に輝いている）。

マン・オー・ウォーに取りつかれているようです。
人を溶かして鎧にしみこませる秘術についても、
いろいろ、この国を救うために必要な技術だった、仕方がなかった、等言いはしますが、
こののちもそうして量産に成功した「騎士隊」を一気に討って出し、
弱腰の敵群を蹴散らしてやるとか。
おお、腐らせて負かす気まんまんだ。


さて、
このマン・オー・ウォー、戦闘力が半端ではなく、
まして今回の相手は魔法を使ってくるそうです。
ぶっちゃけまともに相手できる敵ではない。


切羽詰まったら、と決めていた合図の爆弾（INドワーフのコケのおかゆ）で派手に味方を呼び出したんですが
まあ、背に腹は代えられないというか
おかげで別対応していたファッ〇マンにはとどめを刺せず逃げられてしまうのですが……

とはいえ、
メインはやはりこの国の情勢。
この魔法使いの相手を強力なNPCに対応してもらい、

我々PCたちは鎧量産プールを破壊だ！

マン・オー・ウォーは火をつけるとよく燃えるというような話で、
次々わいてくる鎧の相手をしながら、プールに松明を接触させるというような方法で効率よくプールを破壊できるようです

が、プールは５杯。
初期鎧は３体ですが、これが５体になると「槍衾」が完成。以後、白兵攻撃で対抗するのが難しくなる。

さあ、鎧を減らすのが先か、鎧の攻撃に耐えながらプールを焼くのが先か。
１ターンぶつかってみた感じ、数字そのものは、瞬間的には優位に対抗できそうな値（だけど、これから徐々に不利になる）という感じをたたき出してきたので、

こちらで一番攻撃ダイスを振れないユニットにプールに順次火をつけてもらい、
その間騎士についてはメイン火力勢でなんとか持ちこたえる
という流れで、どうにか……

ああーうん、たたいてもたたいても敵が「減る」のがしばらく後というのもこのゲームの感覚。
プール三つほどに火をつけ、少しずつ減ってきても、
実際にダイスを振る騎士隊が増えるばかりでは……！

というあたりで、（われわれ回復魔法もないし）見かねたNPCから魔法支援が一つ。速度が２倍になる魔法！
速度そこそこ伸ばしといてよかった！

槍衾の回避も楽になり、
あとはギリギリの数字で持ちこたえながら一気にプールを燃やすか、
あるいは一ターン、この２倍になった速度で敵を減らしながらプールを安定して燃やしていくか
程度の差。プールもやしの配分自体はうまくできていたと思いたい。



なんとかプールを焼き尽くした段階で、宮廷魔術師も正気に返り、
捕虜とした敵国司令官をどう用いて停戦に持っていくか、
というのをひねり出してEND。
戦果を彼に持って帰ってもらいたいのもやまやまなんだけど、
自国の自治解決力がないと判断されるとまたこの国の支配権主張する根拠が強くなっちゃうからね……
こう、あくまでこの国の自力でマンオーウォーの脅威に対抗するのにみんなで協力したよ
という感じで。



しかしファッ〇マンという禍根を残してしまった。
コマされた標的たちが変な魔法にかかって彼を慕っているみたいな態度をとっているとか……
完全にそういうゲームに異世界転生したと思い込んでるヤツだ……
長くは放っておけない。今度は逃がさないように優先対処したい。ほかにメインクエストがあってもだ。できれば。