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2021年02月18日22:25

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アドラーは良いがこの岩井氏の取り上げには異を唱える

アドラー心理学から考える!お金持ちになれる人の自信
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=6417788

お金持ち&成功者は過剰な承認欲求を持たない
「私たちは自分で人生を作っていかなければならない」「私たちは自分自身の行動の主人公である」と、アドラーは著書の中で言います。
アドラー心理学に詳しい岩井俊憲さんに、人間の心の持ち方とお金&成功の法則について聞きました!

⇒いやいやいや。そもそもアドラー心理学的に考えるなら「心の持ち方」はともかく「お金&成功の法則」は主題に据えるものにはならんと思うんだが(汗)。
アドラー心理学に詳しいという岩井俊憲さんとありますが、独自で勝手にアドラー心理学に近しいと思っているハナー心理学の私が「その幻想をぶっ壊す」のでお暇な方はお付き合いくださいませ。

* * *
>他人に認められたい──。心理学的には「承認欲求」と呼び、誰しもがこの欲求を持っています。
しかし成功する人、お金持ちになる人はこの承認欲求が少ないのです。承認欲求自体がすべて悪いものではありません。人間は社会的動物ですから、自分が何らかの形で社会やコミュニティーの中で役割があり、実際に役に立っているという実感はとても重要です。いわば本能に近い欲求でもあります。
社会のためになっている、人々の役に立ち、それによって周囲から自分は認められているという実感は、人が生きる最大のモチベーションになります。

>ただし、余りにそれが先行し過ぎるのは問題です。人に認められたいばかりに、周囲の意向を気にし、他人の意見に合わせてしまう。それによって本当の自分を殺してしまう人がいます。
たとえば親の期待に応え、親を喜ばせたいために一生懸命勉強する。自分の本当に好きな道を選ばず、親や周囲の評価に従って進路を選択してしまう。そんなケースは意外に多いのではないでしょうか? とくに最近は、親子の関係がいい意味でも悪い意味でも親密です。
一昔前は思春期になると親に反発し、親の意向に従わない子どもが多かったと思いますが、いまは反抗期という言葉すら死語のようです。それだけに親の意向に合わせて、本当の自分を殺してしまっている子どもが増えているのではないでしょうか。
成功している人は社会の役に立ちたい、認められたいという承認欲求はもちろんありますが、だからと言って他人の意向や意見に自分を無理に合わせ、自分を殺してしまうことはしません。あくまでも人生の選択権は自分にあり、自分に素直に生きているのが成功者の特徴です。
それは、傍若無人に自分の好きなように生きるということではありません。人生の選択権は自分にあるということ。そして、それに責任をもつということ。最後の最後は自分の考えと良心に従うということです。
同じ承認欲求を持っていても、それゆえに他人におもねってしまう人と、自分を大切にし、主体性を失わない人、その違いはどこからくるのでしょうか?
おそらくいくつか要因があると思いますが、根本的には人生の価値判断や尺度を自分の中に持っているか、持っていないかでしょう。持っていない人は、どうしても他人の持っている価値判断に合わせてしまう。
アドラー心理学では、そのような人生は他者の人生を生きているにすぎないと捉えます。それはもったいないことであり、本当の意味で成功もなければ、幸せにもなれないというのです。
自分の中で自分なりの尺度を持つには、知識や教養、それに経験も必要でしょう。しかし、根本にあるのは自分に対する信頼と自信がなければなりません。
自分をごまかして生きているうちは本当の自信は生まれない

⇒まあ、ここまでは特に異論はない。ハナー心理学でいえば「領域」を考えるわけだが。まず自分の領域かそれ以外かで考える。自分がどうにかできる自分の領域についてはあきらめず妥協せず最善を尽くすべき。一方で自分の領域外、ここでいう「親の期待」については気にしすぎると自分の領域を見失うという点で同意できる。問題があるのは以降の部分かなぁ。


>では、自分に対する信頼と自信はどこから生まれてくるのか? 幼い頃の親の教育や愛情も大きい。ただし、これに関しては追って詳しく触れるとして、それ以外で大事なこととして、自分をごまかさないこと、自分に嘘を付かないことが挙げられます。
問題が起きた時、何かに直面した時、楽な方に流され、過去の自分にかこつけて問題から逃げたとします。そういうことを繰り返している人は、果たして自分に自信を持つことができるでしょうか?

⇒ハナー心理学では「逃げるのも全然OK!」です。自分の領域で最善を尽くす中には「逃げ」も含まれます。致命傷を負わないための「手段としての逃げ」はむしろ推奨します。自分の自信を育てるために「逃げちゃだめだ」と手段を絞った結果、致命傷を負うのでは本末転倒でしょう。

>表面的には自分をごまかせても、無意識では自分自身を欺いて逃げた自己を責めています。そして嘘をついている自分を認めておらず、信頼することができません。
このような人は自信が持てないので、自分の価値判断、尺度も信頼できない。そうなると、それを補うために他人の尺度に頼るようになります。他人の評価や他人の目が気になり、他者からの評価や賞賛がないと不安になるのです。

⇒「嘘をついている自分を認めておらず、信頼することができません。自分の価値判断、尺度も信頼できない。そうなると、それを補うために他人の尺度に頼るようになります」の部分が論理的に飛躍してる気がしますね。
「必要であれば手段としての嘘をつける自分、逃げる判断ができる自分」をむしろ誇れればいいのです。

>ちょっとした勇気をもって人生の課題にぶち当たる
逆に、少しの勇気を持って自分と向き合い、前向きに改善したり、努力し成長した実感を積み上げている人はどうでしょうか? 自分に対する信頼感は、自分をごまかす癖が付いている人よりはるかに高いものがあるでしょう。
これを仏教では「身・口・意の三業(しん・く・いのさんごう)」という言葉で表現します。自分の行動、言葉、意識が一致していること、つまりは「自己矛盾」がない状態といってよいかもしれません。
そういう人は他者の評価に振り回されず、自分の価値観や意見に従って行動することができます。アドラーの言う自分の人生を自ら選択できる、本当の意味で人生の主役になれる人なのです。

⇒この部分には大きな異議はありません。

>持続的に成功する人、それによってお金を稼ぐことができる人は、まず例外なく自分を本当の意味で信頼できる人であり、自分に自信がある人です。そのためには、自分をごまかさない勇気、自分の課題や問題に向き合う勇気が必要だと言うことになるのです。

⇒「お金を稼ぐことができる人」をなぜここで持ってきたのか。今までの文脈から「お金を稼げる」に結び付けるのはやや強引でしょう。おそらくネット受けを考えて「お金を稼げる」をいれたかったのでしょうね(苦笑)。
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