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2020年10月28日11:17

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ゴミ拾いから学ぶ

福島中央テレビの15:50分から始まる「ゴジてれChu!」。私はいつのまにか常連視聴者になってしまった。ほかの時間はTUFが多いから、別にこの放送局に思い入れがあるわけではない。でも、その番組でMCを務めている長江麻実アナウンサーはたぶん福島県内でトップクラスを争うスキルの持ち主で、進行もアドリブも抜群。観るたびに感心している。

番組には富岡高校サッカー部出身の俳優・鈴木文健の「ブンケン歩いてゴミ拾いの旅」という企画があり、このプログラムも実に興味深い。福島県内の幹線道路を歩きながらゴミ拾いをするというだけの内容なのだが、ゴミの中にはし尿が入ったペットボトルや大量の生魚などがあったりする。あまりのモラルの低さに絶望的な気分になるところを、彼は福島をきれいにする「希望のカケラ」と表現して、ひたすらゴミを拾い続けるのだ。ファンも多く、作業中に飲みものを差し入れたり、声をかける県民もいっぱい。その光景の好感度は抜群だ。

この企画に心を惹かれるのは、私たち地域住民もクリーンアップ作戦と称して似たようなことをやっているから。回数は年に数回だけれど、コンビニも弁当とか生理用品とか、どうしてこんなものを捨てるのかと思うようなものと遭遇する。30人くらいで1時間もゴミ収集すると、軽トラが山積みになるほど。だからブンケンさんの気持ちが少しは伝わってくるのである。おそらく経費も手間もそれほどかかっていない企画だと思うが、しっかり問題提起をしているのが素晴らしい。

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