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2020年07月13日10:09

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「帰ってくるな」という複雑な親心

会津のコロナゼロでも書いたことだが、感染者がいない地域では第1号が出ることにピリピリムード。その代表格が岩手だが、東京にいる子どもに「絶対に帰るな。岩手1号はニュースだけではすまない」とLINEでやりとりしている親子がテレビで紹介されていた。春休みも帰ってこないのに、夏休みもまた。それでも子どもにそう言わなければならない親の苦しい胸のうちが伝わってきた。

実はこの話、わが家も同じである。娘は横浜に住んでおり、春の時点では「しばらくは我慢するしかない。感染したらしたでしょうがない」と話していた。まだ夏休みの話は出ていないが、たぶん岩手のエピソードと同じ展開になるような気がする。わが田村市は感染者ゼロではないけれど、緊張感が漂うほどではない。でも、ピリピリがないといえばウソになる。

まだ断定的なことは言えないが、こういう悲劇が生まれてしまった原因は、新型コロナは無症状の若者が多く感染していること、そして一極集中している大都会で感染爆発しかけていることだろう。私の東京の友人も「自分が感染しているかどうかわからない」と疑心暗鬼になっており、実家への帰宅をためらっている。こんなことがいつまで続くのだろうか。少なくとも現段階では、子どもの里帰りも景気のV字回復もすぐに期待できる状況にはない。

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