考えるだけで気が滅入るんだけど、厚労省の大ポカを理由に財務省の介入が一層厳しくなり、天下り先を失った厚労官僚のボヤきが聞こえる。
日本中が中共コロナ渦に苛まれる中、粛々と国家詐欺は地獄へと進んでいく。
目的は国民全員に等しく責任を負わせることに尽きる。この問題が悲劇に終わろうがどうなろうが取り敢えず官僚にも政治家にも責任が行かないようにするための1ステップにすぎない。
制度として先が見えなくなった時、頭をそろえて国民に我慢を強いようとするのは戦前からの役人のオーソドックスなやり口だ。
昔は戦費調達、今は官僚の利権だ。
これだけは国民がいくら死のうが戦争が起きようが変わることはない。
年金格差是正の名のもとに、今回は国民年金加入者であるパートなどの就労者に目を付けた。
彼らを厚生年金の対象にすることで企業に保険料の半額を負担させ、一時的にパイを増やしつつ制度の延命を図るという姑息な手段。
今回の中共コロナ渦も格好の材料となるはずだ。おそらく今後景気の落ち込みを理由に支給年齢の先送り、支給制限を加速させるシナリオだろう。
すそ野を広げることですべての国民はこの制度の巻き添えとなる。前に記したようにこれで国はやり放題となり、どんなに過酷な状況になろうと安値安定の状況を作り出すのが可能になる。
これを進める高級官僚も政治家も同様に「酷民年金」の惨禍にまみれようとも彼らには「利権」という大船に乗りつつ密かに大金を貯めこみ、質のいい住居に住み、何の心配もない生活を謳歌することができるのだ。
彼らは巷の成金のようにTVカメラの前で豪華な食事をとり札束をばら撒くことはない。官舎に住み、猛烈に働くのは定年まで。その後は決して食いっぱぐれることはない。
ある意味年金生活者」というイメージからかけ離れた生活を保障されているといっても過言ではない。
実はこれを不公平と断罪することは適当ではない。彼らはそれなりに苦労をし、自分たちが長い間苦労して構築したシステムだからだ。どれだけ国民に避難され追及されようが身内を切ってでもこのシステムを手放そうとはしないのだ。
彼らにとっては年金など所詮はした金。所有する不動産の「固定資産税」に回しているなどと豪語する者もいるくらいだ。
世の中の大金持ちの散財ぶりや低所得者の悲惨な生活のどちらにも彼らの興味はない。
これから先の彼らの生活もこれで安泰ということなのだろう。
■年金改革法案が審議入り=安倍首相「支え手増え生活安定」―衆院
(時事通信社 - 04月14日 14:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6046404
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