ゴルゴ１３が自力でウイルスを克服した話

今、世の中は中国・武漢が発生源と言われる新型コロナウイルスで大騒ぎです。気分的には不特定多数の中には入っていきたくないし、身を守るために鬱陶しいマスクを付けたり、手洗いやうがいも念入りにしています。

そう言えばだいぶ前に読んだ『ゴルゴ１３』に、ゴルゴ13がエボラウィルスに感染した話があったことを思い出し、昨日、探し出して読んでみました。それは「病原体・レベル４」。内容は以下の通り。

たまたまアメリカ行きの客船に乗っていたゴルゴ。その船内で密猟者が持ち込んだミドリ猿が保有していたエボラ・ウイルスが拡散して大騒ぎ。ゴルゴも猿の体液を浴びてしまう。すると発熱、吐き気に症状が出て、自身の感染を危惧したゴルゴは、定期検診を受けている医師に問い合わせをした上で、自分がエボラ出血熱に感染したと考えた。
ゴルゴは客船を脱出。別便でアメリカに送られていたミドリ猿が保管されている倉庫へ急行。エボラ・ウイルスの抗体を持つ猿を見つけたゴルゴは、注射器で猿の血液を採取し、自動車のタイヤに猿の血液が入った試験管をつけ、その遠心分離によって血清を作製した。それを自らに投与することでエボラ・ウイルスを克服。ゴルゴは血清をその場に残し、客船の乗員の名の命も救った。

今の政府や厚労省が行っている対処療法では、私、心配になってきます。しかもゴルゴのような必死さが感じられない。検疫官が感染するって、どうゆうことなのか？危機管理が足りてない。昨夜、横浜の高齢の女性が、義理の息子（タクシードライバー）からコロナウィルスに感染してお亡くなりになったという報道には驚きました。
横浜のクルーズ船や空路で武漢から帰国した人たちの「人権」なんて言っている場合じゃない。「公共の福祉」を最優先にしてほしいです。14世紀のペストみたいになったらどーするの？
とりあえず私たちは、ゴルゴのように自己管理をしっかりやるしかないですね。