今年、没後70年を迎えるリヒャルト・シュトラウスを記念して、大阪の4オケ(大フィル、日本センチュリー、関西フィル、大響)は、共同企画「とことんリヒャルト・シュトラウス」を企画し、この秋、彼の作品を集中的に演奏会に取り上げたそうです。
○大阪交響楽団(指揮:川瀬賢太郎)
歌劇「カプリッチョ」より序奏と月光の音楽
ホルン協奏曲第2番(ホルン:福川伸陽)
ホルン協奏曲第1番(ホルン:福川伸陽)
交響詩「ドン・ファン」
○大阪フィルハーモニー交響楽団(指揮:尾高忠明)
13管楽器のためのセレナード
オーボエ協奏曲(オーボエ:フィリップ・トーンドゥル)
交響詩「死と変容」
4つの最後の歌(ソプラノ:ゲニア・キューマイヤー)
○ 日本センチュリー交響楽団(指揮:飯守泰次郎)
ベートーヴェン:バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲
モーツァルト:3台のピアノのための協奏曲(2台ピアノ版)
ワーグナー:歌劇「リエンツィ」序曲
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」第1幕への前奏曲
リヒャルト・シュトラウス:楽劇「ばらの騎士」組曲
○ 関西フィルハーモニー管弦楽団(指揮:オーギュスタン・デュメイ)
ヴァイオリン・ソナタ(VL:オーギュスタン・デュメイ、ピアノ:上田晴子)
メタモルフォーゼン(変容)〜23の独奏弦楽器のための〜
メンデルスゾーン:交響曲第3番 「スコットランド」
日本センチュリー響と関西フィルは全曲シュトラウスということにはなっていないようですが、なかなか意欲的じゃないですか!こういう共同企画が東京でも行われたら、クラシック音楽の業界も盛り上がると思います。足並みが揃わないのが残念。来年はベートーヴェン生誕250年なので、何かやってほしいですね。ちなみにLFJはベートーヴェン特集らしい。
私はリヒャルト・シュトラウスが好きな作曲家のひとりです。彼の音楽の軸は、交響詩と声楽・オペラだと思っています。もしリヒャルト・シュトラウスの音楽だけの夢のコンサートを企画できるなら、私は以下のような選曲にします。2時間半ぐらいかかりそうですね(苦笑)
歌劇「カプリッチョ」〜月光の音楽&マドレーヌのアリア“お兄さまはどちらへ?”
交響詩「死と浄化」
交響詩「英雄の生涯」
4つの最後の歌
みなさんだったら、どのような企画をしたいですか?
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