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2019年10月29日18:59

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同級生の名前で思ったこと

昨日、女優の八千草薫氏(88)の訃報が打電されました。わが国を代表する大女優なので、特に大きく報じられたような気がします。

私が持っている八千草さんの最初の記憶は、中学生のころにみていた『ちょっとマイウェイ』というドラマです。南代官山の老舗洋食レストラン「ひまわり亭」を舞台にしたコメディ。ひまわり亭を経営する浅井三姉妹の長女の役が八千草さん。ちょっと天然が入ったお嬢様がそのままオバサンになったような役どころでした。男勝りの女傑を演じた三女役の桃井かおりとは対称的でした。

私の場合、女優としての八千草さんよりも別の面で印象に残っていることがあります。それは私の同級生に「薫」という名の女子が目立っていたこと。クラスには少なくともひとりいたような気がします。私の世代は、「裕子」「雅子」のような“子”がつく女子が圧倒的に多い中、「薫」という名は今風に言うとキラキラネーム系に属していました。中1の時、たまたま隣の席になった薫ちゃんに名前の由来を訊いてみたら「お父さんが好きな女優さんの名前からもらった…」という返答。それが八千草さんでした。私はその時は八千草さんのことを知りませんでしたが、後日、テレビで清楚で気品がある女優さんであることを確認しました。彼女が昭和6年生まれということは、私の親世代よりちょっと上ぐらい。おそらく私たちの親世代が憧れていてた女優さんだったということなのでしょうね。

ちなみに昭和39年生まれの私の同級生の中には、その年に行われた東京五輪に強い印象を持った親たちによって、聖火を由来した名前を付けられていた方が少なからずいたようです。「聖子」「聖美」「聖一」「聖司」など。今、思うと「薫」や「聖子」という名は、当時、キラキラと映えていたような気がします。


八千草薫さん死去 ドラマ岸辺のアルバムなど出演
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5842559
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