かつて北京オリンピックのフィナーレで無数のドローンによるデモンストレーションが行われたが、その技術と連携能力に戦慄が走った。
もちろん既に兵器として実用化されていたが、このデモの発想と可能性についてはちょっと知識のある者であれば容易にその脅威について想像が膨らんだであろう。
今日のAIの進化やロボット技術の小型化、精密化に加えGPS機能を併用すれば優秀で安価な兵器が容易に製造可能であることを証明した。
これにより経済的に豊かな国でなくとも高価で高性能な兵器を持つ大国に対抗しうる力を持てるようになった。
想像してみよう。都市を壊滅させるほどのミサイルではなくとも、知能を持った無数のドローンの波状攻撃への脅威は市民が受ける不安や恐怖は計り知れない。
さらにコントロールされたドローンとそうでないドローンの混在攻撃などはさらに恐怖を増幅するだろう。
なにより恐ろしいのは現物がなくとも有事となればすぐに民生機からの転用と量産が可能であることだ。
世界中に渦巻く邪悪な意思や怨念を持つ国や個人がそのスイッチを手にするのはそう遠くないだろう。
■「貧者の兵器」がサウジ施設攻撃、犯行主体は不明のまま
(朝日新聞デジタル - 09月29日 14:09)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5806839
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