いつものように、バイクをしまう。
そして、いつものようにバイク用のメンテナンススタンドをかける。
サイドスタンドに使い古しのブレーキパッドを置いてあり
傾斜を緩くして、スタンドフックを引っ掛けて、よっこらせ。
所要時間、約10秒。
まあ、センタースタンドがけとノリは一緒ですな。
ここで、妙な光景が。
メンテスタンド左右にある車輪の右側、センターの止めネジが飛び出している。
一体、何事が起こっているのだろうか…?
とりあえず、スタンドを解除。
単純な、ネジ緩み。
些細ながら回転する部分だけに、緩みだしたら抜けてくるのは早いだろう。
再度締め付けてヨシ… でいいのだろうか?
試しに外してみると、長い「半ネジ」キャップボルトのネジが終わっている部分で
スタンドに溶接してある長ナットに食い込ませてある。
「座面」の概念が無い。
本来、こういうネジの使い方をしてはいけないハズなのだが…
まあいいか。 そのまま締めちまえ。
半ネジとは、長いボルトの半分だけネジで、残り半分が棒になっているタイプ。
ネジは締め付けると伸びるので、長いボルトほど伸びる量が増えます。
そこで根本半分を太いまま残してネジの伸び剛性を確保します。
こういう用途のための半ネジであって、決して車輪を転がす軸受けに使う場所ではない…
まあいいか、そのまま締めちまえ。
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