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2019年05月01日21:21

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なんか電車とかで外国の方をすごいよく見るんだけど

彼らにゴールデンウィーク関係あるわけでもなし(というか宿泊とか困難になるんだから旅行の時期としてはよくなさそう)
メーデー周りで来ようって人いるのかしら?
中国はその周りを連休にしてるから実際旅行人口増えると聞くけど
なんだろ
令和になるの見に来てるのかな?

イギリス王室はすごい注目してるっていうけど。
寿命が延びてる中で王室守るのってやっぱキツイのは変わんないものね。

連休ながら普通のスケジュールで
土曜日はBoA3、私GM。アトランティスのアイドルの巻き。
日曜日はBoA3、悪太郎氏GM。ぎ、魏志倭人伝にしか載ってねえ単語だの日本の実在の地形だの……!!の巻き。



ざくアク竜宮キャンペーンを若人と再走しているわけですが
今回はある意味のクライマックスの一部となってくる、水麗層のメリュジーヌといろいろするパート。

全体的には、「相手方もただの怪物集団ではなく、言ってみれば”文化のある敵国である”」と見せつつ、
しかし「民衆はともかく、治めている王は基本的に狂気に陥っている」という部分を見せつけるパート。
初回のドッキリがどんどんドッキリじゃなくなってくるヤツです。


オープニングで先走った竜王の一人とケンカしてもらい、「太陽の光」という弱点を描写して、
この狂王たちを「殺せる」という確信を持ってもらったうえで、

じゃあ、この人間と竜人の戦争どうすんの、ということを
だんだん自主的に決めていかなくてはいけなくなる。



これ、主導してやってくれる人がいるならともかく、
適当に展開に任せて戦闘してると全面戦争になります。

あるいは、今回意図的に「反論対象」になりうる急進派なPCをやってくれているPLもいるのですが、
これも難しい。
残りのPLが突っ込めるPLじゃないと、その急進な方向に話が主導されておしまいになりかねない。
そこはGMやNPCの取り回しでもフォローできるところだと思うので(描写上やばくなるという警告がオーソドックスですが、”俺はやばくなってもかまわないよ”というわがままムーブをさせてしまっている形状にしちゃうのも心苦しいので、いろいろと方法を考えたいところ。”関わりたくない人”になっちゃうかどうかは、彼の内面に”シナリオが”迫って描写をできるかで変わる部分も大きい)、

まあ、それは、次回以降の展開になりますが……



しかして、
「普通の人間」の一部であるような龍人たちと言葉を交わし、
通常の人間だけでなく配下の竜人たちまで遊興の食い物にしていることを隠して親しげに竜人と人間の未来を語る狂王と言葉を交わし、

綿密な物言いの割には短絡的なボスの攻めに、とりあえずこれを倒さなきゃいけないとしても、


「王は自分たちの未来のために腐心してくれている」と信じている、
そのうえでむしろ人間と和解できないか模索している不戦派が存在する竜人たちに、
果たして真実を告げるかどうか、ちょっと悩まれたところで今回はエンド。


一回PCメイン回作って内面解決する時間とらないと、忙しくて「正解を見つけ出す人になる」プロセスしてられないんだろうななこれは。
まあ、ここからはキャンペーン的にはボスアタック以外さほどする必要ないですから、こっちも刺すとこは刺してかないとな。


水麗層で行われる悲願である、
「みんな竜人の姿を捨て、闇を払って人間になる」研究の被験者
……のふりをした、GMの手持ちアキラッキーPCが好評でよかった。
みんなありがとー!私、アトランティスを卒業して、人間として生きていきます!



日曜日は、
東洋から来た、持衰・御購の職の人が、むやみに洪水から人を救おうとするお話。


なんのこっちゃ。

御購は、まだ神道用語の一種でして、
「荒ぶる自然をその命をもって鎮める」役を負った人なのですが、

持衰というとググらにゃわかんない程度にはマニアックな用語で、
ぶっちゃけ魏志倭人伝にしかない単語なんじゃないかと思われます。

日本が大陸と危険な船旅でもってやり取りするしかなかった時代に、
災害などの一切をその身に受ける代わりに、お食事をいただく、
荒らしなどで完全にやばくなった時にはその命を支払う、
そういう「おしごと」の人ですね。


言ってみれば「形代」とか「流し雛」系の儀式の古い古い形態です。
厄災、罪穢れの類をその身一身に受けて、容量をオーバーしたら廃棄される。
そういう「職業」を人間がやっていた時代のお仕事です。


ふ、文化混淆にしてもふるすぎるわい(元ネタは木島日記だというお話)


舞台は、
キルヘン河に、支流がどっと流れ込む地点。
この時点ですでに、実際の木曽川・長良川・揖斐川の合流地点を直接元ネタにした地域の地図が出されます。そこで人が水とどう付き合うかを考えるだけでもうワクワクしてしまう最近の嗜好。

ここで、
「キルヘン河さん(精霊の類)」と「濁流の魔神フロッセン」が一年に一回喧嘩をして
河が大荒れに荒れるという伝承が1版のころの公式物語にあるのですが、
実に、この大荒れが河の穢れを毎年押し流すものでもあり、
ちょっと前にフロッセンが封印されて以降、この河荒れもなりを潜めていたところ、
フロッセンがいなくてもたまる人の生活の業とかといった穢れがきちんと溜まってきてしまっていて、


本来、フロッセンなんていなくても多少の穢れ流しは毎年起きるものを、
しかし「完全に止めてしまう」ことで、
人の生活を河が脅かさない状態を制作した何者かがいる、
という部分に、
今回の悪徳があります。



そこに連なる関係者は二人。
5年前に、
河があるため国境上の地点なのに、中州だらけで人が住める、「誰のものでもない」土地に
教会ぶったてた祭祀と、

なにかおおきな災厄の気配に導かれるようにしてやってきた、髪伸ばし放題、爪伸ばし放題、汚れた服にしかしきれいな装飾品を身に着けた、「埋葬された人」みたいな状態の女性。


この二人は、ルーツは同じ。
20年前にこの地で死を迎えた、ある東洋人の子で、
その時起きた大きな水害を契機に、人買いに買われるだのして離れ離れになってしまった兄妹。
その東洋人こそ、ジングの国から「持衰」として大陸に渡ってきて、旅の果てにこの地に住み着いたものであり、
妹さんはその資質を強く受け継いでいる。


しかし、父親は当時の水害で命を落としている。
保守的でおざなりで、大局的でない水害対策をする、地域の「大丈夫大丈夫」「これがうちのやり方」に業を煮やし、
非効率な持ち場を外れない連中を切り倒し、意味をなさない地点の土嚢を本来予定にない効率的な場所に組みなおさせ、牛馬をつぶして作業のためのエネルギー源とし、
そうして多くのものを守りながら、しかし己の手で出した犠牲に報いるために切腹をしたという……


西洋の川は「穢れ」に敏感です。
国境線での人的ないざこざに対するやり取りを最小限に抑えることをまず第一義に、加えて生活の衛生面を保つという意味で、
「河の上や、河を渡るときなどに血を流してはいけない」という宗教的ルールが発達している。
キルヘン河もそうです。
そこで血を流すとキルヘンさんが怒って一族を呪ってくる。


というわけで、
多くの人を救ったにもかかわらず、自らの手で出した犠牲に、狂人のレッテルを張られ非難されて、河にすら呪われてしまった、切腹した東洋人。



その息子が、
「父のやったことは正しかった」と証しだてるために、しかし闇の道に入ってしまうのも、
やはり東洋人のなせる血の業か。


「御購(みあがいもの)」を用いた、東洋の強力ないけにえ技術で、キルヘン河の「穢れ流し」のための河の荒れを黙らせ、
自分は自身の身を闇になげうち、「神を作る」実験を何度と行っている異端修道会の力を借りて、
自分自身を「魔神フロッセン」に成り代わらせ、
この地の濁流を一切掌握し、
人々の生活を守るという手段を講じます。



そこへ、
買われて離れて旅をするうち、
どうしたわけか東洋の「持衰」の職業をきっちりと収めたうえで、結局生まれたキルヘン河の中州町に帰ってきてしまった妹が、

ああ、
この地の災害から人々を救うために、私は生まれたんだな、

と職能のプライドをもって、巻き起こる災害に挑もうとします。
いけにえはいけにえなんだけど、
「守るべき補との厄災を全部受け切ってなお生還して」、初めて持衰だというので
一概に自己犠牲精神ということでもありません。
「まもるもの」というプライドです。
うちにも、人が受けるべき傷と誹りを己が負うことで人を守ろうとする「紅」シリーズのPCがいますが、
彼女たちに通じつつ、やっぱりちょっと違うプロ意識。


兄をただ殺すなら、
「5年分の穢れ流し」がまっとうに発生し、
本来のフロッセン亡き後では最大の水害がこの地を襲うでしょう。
この被害を一身に受けるために、持衰の子は消費されることになります。
生還はできるかもしれませんが、

しかし、PCの立場として、「いけにえを用いて人々を助ける」ことを完全肯定することもまた、
真教の世に暮らすものとしては看過せざるべき行為。

つまりは、折り合いと、最大効果です。


お兄さんの化体ではなく、
いうなれば
「5年分の穢れ」そのものの顕現として「新フロッセン」を扱い、
これを殺害することで「5年分の穢れをキルヘン河さんに頼まず人の手で払い、ついで以後の野望も打ち消す」
という、
敵のみなし魔術を逆手に取ったような解決方法が浮かんでくるのですが、

これ魔神倒さないといけません。うへえ。



というわけで、
東洋呪的ファンタジーと西洋文化の混交、
古い魔神と精霊の約束事、
災害と人間の付き合い、
というワードが強いので、


ジャッコーさんをファミリアにつれたシムリアさんが挑んでいく形がポンと出てきます。
(ざっくり元ネタを言うと諏訪子さんをつれた早苗さんなんですがもうだいぶキャラ性は変わっている)


シ「そこまでよ!父の無念を恨みに変えて、彼にレッテルを張ったこの町の連中に復讐すべく、魔神を復活させてこの町を押し流そうとするあなたの企みはすべてお見通しです!」
兄「30点」
シ「ええ……」
兄「どれほど祈ろうとも、命の危機にあるものをすら救いもしない神に、何の意味があろうか!俺自身が神となって、人をさいなむばかりの精霊と神に変わって人々を守るのだ、父のように!」
シ「なるほど……一理ある」
兄「そこはもっとコイよ!」



ジ「てめーキルヘン、いけにえもらっちゃったんで災害止めるとか魔神かよ、今どきはやんないよ」
キ「(他PCの河の勇者に対する厳かな態度が豹変)ハっド田舎もんが口出ししてくんじゃないわよ」
ジ「えっスケ番かよびっくりした!そこは威厳を保ちなよ曲がりなりにも精霊だろバカ」
キ「あんたのような闇の落後者に守る礼儀も言葉もないね!」



こいつらじゃないとできないやり取りはできている感じ。


結局、NPCからいただける、一見役に立たないと思われていた∵紋章∵の重ね掛けなどを用いて
∵戦鬼∵だの∵不可知∵からの三連撃だので
HPはあるし反撃性はあるけど、さほど復活手段のないと思しい(兄が∵心友∵だの∵再生∵だの持ってたので実はあって苦労した)怪物を、先手先手の攻撃回数で倒すことには成功したのですが、
NPCの助力もかなり仰いだもののかなりカツカツ。
すでに殺戮者であった兄の魂も、事実上魔神フロッセンの契約者に近いものになっていたようで、
いろいろと∵封印∵などの駆使を提案した末、転生の輪に戻る流れなどができました。うむうむ。



とはいえ、
この町に水害が多いことは間違いないことで、
結局、何らかの手段でこの町をこれからも守らなければならないことには間違いありません。

あるいは、持衰である妹さんの仕事だってあるでしょう。


が、エブリデイ流しびなでいられる土地でもありません。
必要な時に、より多くの命を、自分の命とともに守りながら、
己の仕事と付き合いつつ「普通に生きていく」ことの提案を、彼女も受け入れてくれます。
うむうむ。



しかし、ほんと単純にここんとこ地図に弱いな。
以前N◎VAで3倍に膨れ上がった中禅寺湖とかの話もやりましたが
楽しいわねこういうの本当……。
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