「嘘つきは、戦争の始まり」かどうかはわかんないけど

政府の嘘もメディアの嘘もエライ人の嘘もエラくないひとの嘘も、恣意的につかれる嘘はぜんぶ敵だよ。


たとえ事実はひとつでも「その事実をどう見るか？」は見るひとの視点によって違うこともある。
その一方でネットが膨大な情報を世界にぶちまけて、わたしたちはそのひとつひとつをチェックする力を持たない。

「あらゆる情報を集めれば真実はより明らかになる」
わたしたちはかつてそう考えていたが、実際には情報が増えるほどファクトチェック（真偽の確認）はどんどん無効になっていく。

世界からファクト（真実）が消えていき、個々のオピニオン（意見）だけが残っていくとき、わたしたちは「どのオピニオンに肩入れするか？」っていうレベルでしか自分の立場を決められないのかもしれない。

だからたとえ「嘘」　もうちょっと丸めて言えば「確からしくない意見」であっても、
それを広めることができさえすれば世界を変える事が可能になった。

…いや、それはずっと前から可能だったんだけど

権威を持つ人々、有名なひと、人気者は、
そうでない人々よりずっと簡単にオピニオンを広められるということ、
そしてそのオピニオンの広がりが世界を実際に変えていく様子を、
わたしたちはネットで目撃にするようになった。
「オルタナティブファクト！」「フェイクニュース！」を連呼する大統領が現れるほどに、世界は様変わりしたんだ。

嘘でも世界は変わる
だからこそ「敵は、嘘」なんだ。

朝日の嘘も、安倍の嘘も、韓国の嘘も、
ネトウヨの嘘もパヨクの嘘も、
あなたの嘘も、なんなら俺の嘘も、ぜんぶ敵だ。


■「嘘つきは、戦争の始まり」宝島社が出した新聞広告に注目集まる「嘘に慣れるな、嘘を止めろ。今年、嘘をやっつけろ」
(キャリコネ - 01月07日 12:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5446768