数え日も、余すところ5日。私奴のやり遂げるべき年末プロジェクト3件をなんとかやっつけた。やれやれ、これで今年もなんとか無事にやり過ごせそう。
やり遂げるべき年末プロジェクトだと云ったところで、どのみち閑人を名乗る人間のやること、そんなに大仰なシロモノではない。女房殿御下知の煤払い（年末大掃除）、晩秋に発作を起こしたように取り組み始めた火焔土器づくり、12月に入って始めた『サピエンス全史』読破の三件。
毎年末20日を過ぎると、我家のプリンターが一枚の紙を吐き出す、「年末そうじ計画」（言うまでもなく、女房殿のノートPCが印刷コマンドを送ったのだ）。洋和室・ダイニングキッチン・風呂・洗面・トイレ・廊下・階段と場所ごとに、雨戸・網戸・窓ガラス・照明器具・換気扇・壁・床疊・箪笥・本箱、、、、と詳細なことこの上なし。
昔はともかく昨今のご時世では、「煤逃げ」なんて男どもにとって都合の良い言葉は許されそうにはない。勿論、このプロジェクトは最優先事項、土いじり遊びだの好みの本に没頭だののプロジェクトは二番手・三番手。
モタモタヨタヨタしながらであったが、やっとこさ本日午前中をもって三件のプロジェクトを完了した。陶土の乾き具合を気にしながらの土器レプリカの成形も終わったし、壮大なスケールで議論が進んだ人類史の本もなんとか最後までこなした。
昼、紅茶を飲みながら満足げに、全ての項目にチェック・マークが入った「年末そうじ計画」表を眺めていたら、新聞かららしい2�僉�3�僂曚匹両�さな切り抜き片がくっついていた。
その小片には、「「家事」は『手伝う』のではなく、自分の仕事と思ってやる。妻の『仕事場』のルールに従い、『自分は頑張っている』と自慢しないこと」と。
うぅ〜ん、これは一本とられたなと感心した。（「しかし、でもねえ。ちょっとぐらい自慢してもエエヤンカ！」と女房殿に聞こえるように呟いた）
二番手・三番手のプロジェクトの完了報告は、明日以降に書くことにしよう、2018年はまだ四日間も残されているのだから。
ログインしてコメントを確認・投稿する