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2018年12月27日08:26

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インバウンドの急増

 外国人旅行者が右肩あがりで急増し、今年は3000万人を超えるそうだ。
玄関口は成田と関空でほぼ半数を占めているのだが、関空は災害もあったのに
よく健闘したものである。やはり多いのは中国人や台湾人。家電やブランド品
の爆買いが良くも悪くも話題になったが、いまは医療品や化粧品に切り替わっ
ているのだとか。この好機を逃すものかと、ドラッグストアが店舗拡大合戦を
繰り広げているようだ。
 私も上京すると中国人観光客をよく見かけるが、ちょっと複雑な気持ちには
なる。日本は中国人の遊び場になっているのかなあという感情が湧いてしまう
のだ。もちろん、そんな発想はエゴ以外の何ものでもないのだけど、かつてア
メリカ人が日本人に抱いた感情に似ているかもしれない。私が海外旅行をした
のは、もう25年も前の話になってしまった。
 でも、冷静に考えると、中国も変わってきたのだろう。単にGDPが日本を
抜いて世界第2位の経済大国になっただけでなく、環境や健康に関心を持つ人
が増えている。短期間でこれだけ急成長した国は、あまり例がないのではなか
ろうか。一方、日本や韓国は貧しい国ではないけれど、豊かさを感じられない
国民が増えている。貧困の問題も顕在化してきた。だからインバウンドの存在
が、いっそう眩しく見えるのかもしれない。外国人頼みの日本は4000万人
受け入れという目標も掲げているので、この流れはまだまだ続きそうだ。

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