中編↓
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81番、
切り立った崖が連続しているモジュールです。柱状節理が表現されていて、色合いなども日本の崖らしい雰囲気が出ていますね。高千穂峡辺りの風景をイメージしているそうです。
82番、
動物園と水族館が一緒になった様なテーマパークです。イルカが泳ぐ水槽は、下から照明で照らされていてとてもキレイでした。一部を除いて、人形が赤一色で塗られているところも面白いですね。
83番から87番は抜けていて、次は88番、
一面に広がる菜の花らしき黄色い花と、満開の桜が目に鮮やかな作品です。奥の線路に置かれた車両からもわかりますが、春の千葉、いすみ鉄道の沿線をイメージしているのでしょう。
89番、
本線の上を跨いでいる行き止まりの駅。情景は少し寂しいのですが、駅を斜めに配置したのは見た目に変化がついて良いと思いました。
90番、
きちんと作り込まれた情景の中に、お寿司やお酒の徳利などが置かれています。本線の手前にある道路には割りばしが置かれていたり、しょう油皿やお猪口の中で遊ぶ人形がいたりと、何だかちょっと不思議な世界が広がっています。
91番、
田植え前の田んぼが並ぶ風景です。田に張られた水の色は、敢えてわざとらしいまでの水色にした様で、意外と印象的に映るので効果的かもしれませんね。
92番、
路面電車も走っている道路の上を本線が通っていて、さらにその上には高速道路があるという多重構造的な作品です。名鉄瀬戸線の清水駅付近をモデルにして、そこに今でも名古屋市電が走っていたら・・・と想像して作ったとの事です。
93番、
箱根登山鉄道がスイッチバックする箇所の直前辺りを再現した、かなり高さのある作品です。
単純な一見のインパクトだけではなく、架線などがきちんと張られていて、名物でもある沿線に咲くアジサイの花も再現されていたりと、細部も作り込まれています。車両の照明や、アジサイのライトアップなども点灯していました。木々の奥に見える、背景板の富士山も良い感じですね♪
94番、
青森県の下北半島にある景勝地である仏ヶ浦をイメージしている様です。柱状の崖が左右に作られていて、その間は空いているという変わった情景の配置をしています。
95番、
田園らしき風景の中に立つガンダムデスサイズヘル、左手奥の大きな石には「1ポンドステーキ」と書かれた旗が立っているので、ステーキをイメージしているのでしょうか?残念ながら私にはちょっと理解できない作品でした・・・
96番、
深い雪景色、建物や左奥のクリスマスツリーには電飾が仕込まれています。積もった雪の表現が、なかなか実感的でした。
97番、
きちんと映像作品を見た事が無くてもわかる人が多いのではないでしょうか?「犬神家の一族」の有名な場面がモデルであろう、インパクトのある作品ですねw
98番、
草木の緑、青い川、赤い鉄橋、満開の桜、黄色い神社の地面、と色とりどりで鮮やかな印象を受ける作品です。
99番、
一面緑色の作品です。と言っても全てが同じ緑ではなく、生えている植物が違っていたり、苔っぽい岩肌だったりと、色々と変化がつけられている様でした。
100番、
工場の中に立つモビルスーツ、奥のものは整備中でしょうか?ガンプラを置いた作品は他にもいくつかありましたが、ジオラマとしてはこれが最もよくまとまっていた気がします。
101番、
富士急行の特急列車「フジサン特急」の車体に描かれたキャラクター「フジサン」たちを立体化してシーナリーにしています。元キャラのゆるい感じがよく出ていて、ほのぼのとした雰囲気が良い感じですね。
102番、
草原と木と、アヒル人間?ちょっと何だかよくわかりません・・・
103番、
神社のある岩山と湖でしょうか?その畔には草生した鉄道車両があって、桜も咲いています。どういう世界観なのかはわかりませんが、とても幻想的な情景です。
104番、
馬がいて豚もいて、牧場でしょうか?外国の様でもありますが、鳥居と神社らしき建物もあって、これもよくわかりません・・・
105番、
雪深い景色の中に建っている合掌造りの民家。ストラクチャーは市販のペーパーキットを組み立てた物の様ですが、内部に仕込まれた照明が手前の水田に映って良い雰囲気ですね。積もった雪も、少し重そうな質感がよく出ていると思いました。
106番、
パルテノン神殿、全て自作されている様です。その手前に立っている、金色の装束を身にまとった人がちょっと気になります・・・
107番、
田植えが行われている水田です。
水面が実感的ですね、奥の線路に列車が走れば良い水鏡になりそうです。
108番・・・は無くて109番、
蛇行する急流の川、崖の表情もなかなか実感的です。リアル系の情景の様で、崖の上から川を見守っている様なキツネの姿がちょっとユーモラスですね。
110番、
サッカースタジアム、本線は地下駅になっています。ストラクチャーは立体パズルだそうで、縮尺はNゲージスケールではないのでしょうが、かなり精巧なので驚きました。
111番、
競馬場、ダブルサイズの広いボードをゆったりと使っています。芝の緑と紅葉の対比が目に鮮やかですね。
112番、
小さな棚田が並んでいる風景。地形に高低差があると、それが小さくても見た目に変化がつきますね。
113番、
ちょっと変わった形をしたトラス鉄橋がある情景。外国にある橋がモデルとの事で、作者さんが幼少期に慣れ親しんだそうです。
114番、
お寿司の形をした車両が円形に敷かれた線路の上を、回転寿司の様にぐるぐると走り回っている作品。モジュールの手前には何やらスイッチ類が置かれていたのですが、触ってみるのを忘れていました・・・
115番と116番は抜けていて、次は117番、
レーティッシュ鉄道の駅をモデルにしているそうです。奥の支線?にいる、長い丸太を積んだ長物貨車は、今の日本では見られない光景ですね。
118番、
落差の大きいダイナミックな滝、岩壁はウッドランドシーニックス社のシェイパーシートで作られていました。滝壺から手前に流れる川が、橋などではなく洗い越しで本線を横切っているところが面白いです。
119番、
建物などが水没している情景、ゲームに登場する水没した都市をイメージしたそうです。激しく流れ落ちる水の表現が、とても実感的で迫力がありますね。
120番、
山形県の立石寺の様に、切り立った崖のある山の中にお寺が建っています。本線の手前右側にも山を作っているところが、地味ながらも上手いスペースの使い方だと思いました。
121番、
田植えを始めたばかりの水田です。あぜ道にパースをつける事で、奥行きを表現しているんですね。モデルは埼玉県の川越市で、本線を東武東上線に見立てて、奥の単線は八高線をイメージしているそうです。
122番、
白い岩でできた大地を流れる川、作者さんが子供の頃に好きだった場所をモデルにしたそうです。
123番、
知っている人なら一目でわかるでしょう、「機動警察パトレイバー」に登場する特車二課棟ですね。建物だけではなく海まで作られているので、それらしい雰囲気が出ています。やはりパトレイバー賞を狙って作ったのでしょうか?
124番、
Nゲージスケールとしては巨大な古木?がある公園の様な情景、屋久島に生えている縄文杉の様なイメージでしょうか?
125番、
ハーフティンバーの家々が建っている、石垣や石畳で作られた欧風の街。本線を跨ぐ石橋は津川洋行のトンネルポータルを使って作られていて、以前に私も同じ事をやったので親しみを感じました♪屋根の色や木々と黄色い花など、様々な色を使っていながら派手になり過ぎず落ち着いていて良い雰囲気ですね。
番号札がはがれてしまったらしく何番なのかわからなかったのですが、
離れながら山のトンネルに吸い込まれていく本線とローカル支線、といった感じでしょうか?木々に包まれた緑の山に対して、満開の桜や赤い鳥居、ツートンカラーの気動車が良いアクセントになっていますね。
・・・以上、全作品の紹介でした!とにかく表現手法も世界観もバラエティ豊かで、見ていて飽きませんでしたよ♪前回よりも、全体的なレベルも上がっていた様な気がします。実は前日の設営日にいくつかの作品を目にした時点で、レベルが高くて自分の作品は見劣りしそうだと気後れしたくらいでして・・・
また、会場では多くの方々にお会いできたり、お声をかけて頂いてお話しができたりもして、とても楽しい時間を過ごせました♪特にネットで知り合った、私と同じ様に右片麻痺の身で鉄道模型ジオラマを作っていらっしゃる男性と奥様が、外出も大変なのに拙作を見に会場まで来て下さったのには感激しました!!
その方のホームページ「路面電車のある情景」
http://nakayans-tram.com/index.html
あ、最後に自分の作品も・・・
これで本当に全111作品ですねw という訳で、T-TRAKジオラマコンテスト2018でした。
T-TRAKジオラマコンテスト2018 完
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