前編↓
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41番、
東海道本線・新幹線と京浜急行が交差する、品川の八ツ山橋ですね。昭和38年頃をイメージしているとの事で、道路橋が現在のものではなく、美しいアーチ鉄橋時代の情景になっています。
プラ材などを組み合わせて自作されたという橋は、繊細さと力強さを同時に感じさせられる仕上がりです。残念ながら上手く撮影できていなかったのですが、京急の車両を線路に載せてトラス鉄橋の正面から覗き込むと、まるで実景の様な臨場感でした!
42番、
カーレースが行われているサーキット、富士スピードウェイの旧コースにあったヘアピンカーブだそうです。この作品は前回も参加されていましたね、今回は富士山が大きく写った背景板が追加されています。
43番と44番、
同じ作者さんの手による作品で、43番の方は今回の3位、44番はパトレイバー賞の5位に選ばれました!実は「鉄道模型モジュールLAYOUT AWARD」
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にて昨年と今年のグランプリに選ばれた作品でもありまして、こちらでの受賞もまあ当然でしょう。という訳で、感想や詳細に関しては、そちらの記事を見て頂ければと・・・
45番、
私もたまに訪問している、人形町にある鉄道居酒屋「キハ」の店長とお客さんの手による作品です。お店で出しているワンカップ酒を日本酒の醸造タンクに見立てて、一風変わった造り酒屋の情景を作り上げています。
46番、
電車区です。車両がもう少し置かれていればもっと雰囲気が出たと思うのですが、展示中に盗難などが起こる恐れも多分にあるので難しいのかもしれませんね・・・
47番、
東京ディズニーランドに馴染みのある人なら一目でわかるでしょう、アトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」ですね。動きや電飾などのギミックが盛り込まれていて、モザイクタイル状の併用軌道も丁寧に作られていました。
48番、
池?があって、Nゲージの世界で考えると超巨大な錦鯉が入っています。小学生の頃の夏休みの思い出だそうなので、心象風景でしょうか?
49番、
サボテンなどの多肉植物が植わっていて、松ぼっくりもたくさん置かれています。前回の参加プレートも貼られているので調べてみたところ、前作の一部を作り直した作品の様です。
50番、
不思議の国のアリスっぽい世界ですが、真ん中には三陸鉄道の久慈駅の駅名標がありますよ?実はアリスならぬ「不思議の国の北リアス」だそうでw、人形は紙粘土で作ったとの事です。
51番、
「第2小隊休憩せよ!」というタイトルの通り、「機動警察パトレイバー」に登場するレイバー(ロボット)のディフォルメ人形がたくさん並べられています。パトレイバー賞を狙って作ったのかもしれませんね、残念ながら選ばれてはいませんが・・・
52番、
奥側が高台になっていて、クレーン車が鉄道車両を吊り上げています。道路をはさんだ反対側には野球場の一角が見えていて、試合は9回裏1点差2死満塁という状況だそうです。
53番、
ビール工場と貨物駅があった頃の恵比寿だという事ですが、まだまだ未完成の様ですね・・・
54番・・・は無くて55番、
山陰本線の二条駅、地上駅で木造駅舎だった頃を再現した作品です。モジュールとしては画像の向きが正面ですが、
作品としては裏側の方こそが正面なのでしょうね。かつては京都鉄道の本社だったという立派な木造駅舎は、何と紙を主体にした自作品との事です!実物の駅舎は現在も京都鉄道博物館の敷地内に保存されているので、現役時代は知らなくても実際に見た事がある人は多いと思います。
56番、
本線のすぐ奥側に、お城の石垣に面した堀が作られたモジュールです。高松琴平電鉄の琴平線が高松城の横を走っている辺りをイメージしているそうで、言われてみれば確かにそんな雰囲気がありますね。
57番、
何となく南アジアから中東辺りの雰囲気が感じられる作品です。
ちょっと不思議な世界観の様ですが、細部まで丁寧に作り込まれていて、神殿っぽい建物の間からは象の姿も見えました。
58番、
秘境駅です。背景板にあたる部分が手前側にあるので、逆側から眺める事を基本として作ったのかもしれませんね。
59番、
こちらも秘境駅、なぜか背景板には巨大なゴリラの姿がありますよ?
その辺りの奇抜さに目を奪われがちになってしまいますが、架線や電線が張られていたり吊り橋なども自作の様で、細部まで作り込まれています。
60番、
アニメの聖地巡礼がテーマという事なので調べてみたところ、モデルはJR奈良線の木幡駅前で、真ん中にある建物は「京アニ&Doショップ!」の様です。
61番、
巨木?切り株?根っこがトンネル状になっているところが面白いですね。その近くには、何やらおどろおどろしい人形が立っていたり・・・
62番、
秋の刈田ですね。刈り株・畔・用水路などの表現や、線路とは角度をずらして配置されている田んぼがとても自然に感じられます。背景も含めて彩度を落とし気味の落ち着いた色づかいでまとめられていて、派手でも特別でもない「ごく普通で身近な日本の秋」の情景がよく表現されていると思いました。
63番、
野外コンサート会場、いかにも鉄道アイドル歌手をされている作者さんらしい作品ですね。
あちこちが、すごく光ったり消えたりしていましたよ!
64番、
右側が山になっていて、長い石段と小さな神社があります。線路やベースボードに対して道路が斜めに通っていたり、坂道や石段などの配置や組み合わせも画一的ではなく変化が感じられますね。
65番、
映画「パシフィック・リム」に登場するイェーガー(巨大ロボット)「ジプシー・デンジャー」が立っています。モール針金で作られている様で、大きさの割には軽そうです。
66番、
KATOから出ている情景材料「千古の雪」を流したら、あっという間に氷河が!・・・という感じでしょうか?
67番、
少し古い時代の東京でしょうか?道路がさっぱりとし過ぎている感じで、ちょっと物足りない気がしました・・・
68番、
急流の川を渡る本線の奥には、高さがある単線のデッキガーダー橋が架かっています。
岩肌と川の流れが実感的に作られていて、滝には水煙も表現されていました。
69番、
京浜急行の馬堀海岸駅ですね。手前側の本線を築堤にして、奥側は低くなっています。この様な高低差の配置にすると奥が見づらくなってしまう事も多いのですが、この作品はその様な感じを受けず、実際のあの辺りらしい雰囲気もよく出ていると思いました。
70番、
パトレイバー賞の4位に選ばれた作品です!
情景は信越本線の横川駅、廃止された横川〜軽井沢間の最終日を再現している様です。別れを惜しむ大勢の人々と、横川駅の名物駅弁である「峠の釜めし」を載せて売っていた手押し台車の姿も見えます。
71番、
築堤ですね、その上面と法面に満開の桜が植えられています。これは今年の春にKATOから発売された、花が咲いた桜の木を作れるキット「日本のさくら」を使っている様ですね。今年は桜を使った鉄道模型レイアウトやジオラマを目にする事が多い様な気がしているのですが、この製品はジオラマ界にちょっとした「桜ブーム」を起こしているのではないでしょうか?
72番、
川の向こう岸に、何やら変わった木が?と思ったら、打ち上げ花火が開いた状態を表現している様です。川面に映り込んでいるのが良い感じですね。
73番、
東海道新幹線の石垣山トンネル、南側の出入口周辺をモデルにしている様です。インターネットの地図で調べてみたところ、曲がりくねった特徴的な山道が実在していました。
74番、
小さな駅の向こう側に稲荷神社があって、参道には露店が並んでいます。木々の緑や参拝客の姿などがあれば、もっとそれらしい雰囲気が出せたのではないかと思いました。
75番、
南国のリゾートっぽい白い砂浜と海が広がっています。前回にも出されていて、それから大きな変化は無い模様です。
76番、
背景には星空とオーロラが見える雪景色の作品、北欧をイメージしているそうです。
77番、
アニメ「機動戦士ガンダム」に出てくる、鍾乳洞を利用した地下基地「ジャブロー」ですね。広大な基地という設定なので、その内部には輸送用の鉄道が走っていてもおかしくない気がします。
地上にはモビルスーツ(ロボット)の「シャア専用ズゴック」が、地下には「ジム」の姿があります。
78番、
「ノッホ賞」を受賞した作品です!ノッホはドイツのジオラマ用品メーカーです。スイスのレーティッシュ鉄道沿線をイメージしているそうで、
確かに岩肌や水、植物やストラクチャーなどの色づかいからは、日本とは違った空気が感じられる様な気がしました。
79番、
背景板をUの字状に設置する事で、左右と奥の背景板がつながる部分に不自然な角や継ぎ目ができない様にしているのですね。その空を1機の飛行機が飛んでいて、海には船も見えます。
80番、
本線のすぐ横が土手状に盛り上がっていて、その向こうには水面が見えます。海でしょうか?
つづく・・・
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