大型連休後半初日の5/3、特に外出の予定はなかったのですが、県の植物園(那珂市)で「エビネ展」がはじまるという記事を朝刊で発見。エビネ(海老根)は可憐で地味な和蘭です。私は園芸のことは詳しくないのですが、エビネの名前の由来は地下に連なっている茎とそこから生えている根がエビに似ているからのようです。私の姓と同じ名前なので、関心があることは言うまでもありません。雨っぷりでしたが、車を飛ばして行ってきました。
十年ぐらい前、私はたまたまホームセンターで見つけたエビネの苗を鉢植えして育ててみたことがあります。開花した時は感動しました。しかしデリケートな植物らしく、数年で枯らしてしまいました。その時の画像がこれです。
茨城県植物園に展示されていた愛好家が育てたエビネは立派な作品(!)でした。しかし展示方法はあまりにも残念です。センスなし。ひな段に雑然と鉢が置かれただけです。いつくかの作品には県知事賞、茨城新聞賞などのプレートが掲示されていましたが、できれば愛好者じゃなくても楽しく観賞できるように、品種のことなど表示されていると親切なんですけどね。
写真は自由に撮ってよいことを確認して、デジカメで私が気に入ったエビネを撮影してきました。背景が残念だったので、接写が多くなりました。私が好きな写真家ロバート・メープルソープのように撮りたかったのですが、私のデジカメではこれが限界です。ミラーレスが欲しくなってきたw。
これはFBのカバー用に横長にトリミングしました。
紺色のエビネ。凛としていました。
その後、植物園の隣りの「県民の森」をちょっと散策。雨はあがっていました。鳥のさえずり、風が葉をゆらす音、小川のせせらぎの音が心地よいですね。私の脳裏にはシューベルトの美しいメロディが流れてきました。自宅からは毎日、海を見ていますが、こういう森の中もなかなかいいものです。
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