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2018年03月11日05:41

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和田誠『和田誠百貨店 B館』構成・デザイン 和田誠。美術出版社 1988年3月刊

昨日読み終わった本。
和田誠『和田誠百貨店 B館』構成・デザイン 和田誠。美術出版社 1988年3月刊。

https://bookmeter.com/books/233353
https://www.amazon.co.jp/dp/456817032X

33cm 128ページ 定価3800円の大きな本。
『和田誠百貨店』美術出版社 1978.4(1988年3月、『和田誠百貨店 A館』に改題・改訂)の続篇。

1936年4月生まれな和田誠さんの1978〜1987年の作品を満載した1988年版和田誠早わかり! 

小郡市立図書館蔵書。

松田哲男によるインタビュー、三段組な p.97-113 「和田誠ビブリオグラフィー」が読み応えのある収穫で、私のパソコンの "読みたい本.xls" ファイルが十数行増えました。

「和田誠 『お楽しみはこれからだ』[文藝春秋 1975]の場合、化粧扉がなくて本文用紙で扉を作ったんだけど、あれも、定価を千円以内に抑えたい。それにはどういう手があるか。まず、化粧扉をやめよう。それから帯をやめよう。帯をやめる代わりに、帯のあたりに文字を入れよう。カバーを普通四色使うところを二色にしよう。そういう、経済的なところから発想する。
松田哲男 実用性から発しているんでしょうね。
和田誠 芸術性じゃないんだね(笑)。」
p.31 装幀録・交遊録

『お楽しみはこれからだ』を本棚から取り出してきて、造本を見直してしまいました。

「『お楽しみはこれからだ』は、売れるかどうかわからないし、変な題だから、部数は最初は少なかったんです。一刷は何千部だった。こんなにシリーズになるとは思わなかったですね。」
p.101 和田誠ビブリオグラフィー

読書メーター 和田誠の本棚(刊行年順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091203
の登録冊数は86冊です。学生の頃(1973-77)の『キネマ旬報』連載「お楽しみはこれからだ」以来読み続けています。ご笑覧いただけましたら幸甚と存じます。

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