「スター・ウォーズ」シリーズは、実写映画版しか観ていない。
そのため、ファンであれば押さえている基本設定を理解できていないのかと、本作を観て思った。
本作、あらすじだけを語るのは非常に簡単である。
レイとルークの遭遇の顛末、そして、ファーストオーダーからの逃亡を図る、レイア率いるレジスタンスの運命。
この二つを同時進行させていろいろな見せ場を用意しているのだが、残念ながら新鮮味を感じることがなかった。
唯一驚いたのは、中盤の「あれで死なないの?」シーン。
これが「スター・ウォーズ」の味なのかもしれないが、2時間半かけての物語としては、(キャラクターに起こる出来事はいろいろあるが)正直物足りない。もっと物語を進展させてほしかった。
新3部作として、次作でどのような幕引きが用意されているのか、できれば観客が想像もできないような物語と映像を見せて欲しい。
ラストの1場面、箒の不自然な動きは、少年の資質を現していると理解したが、次作への伏線なのかどうか。
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