昨年11月に刊行されていたミステリー小説。
ぎりぎりの生活のなか妹夫婦が遺した甥を育てる女性は、ある日誕生日が同じ別の女性と出会い・・。
ミステリー小説なので内容については控えるが、面白く、一気に読んでしまった。
1960年代から2010年代を舞台に、登場人物の回想と現在が交互に描かれ、回想の視点が変化することでそれまで描写されていたことが全く異なる側面を見せてくれる。
中盤のどんでん返しには驚き、ラストの締めくくり方には脱帽した。
そして読了後に表紙を改めて見て、再度なるほど、と思った。
面白かった。
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