応援するのは「人物」か「意見」か

それぞれの人生はそれぞれが主役だ。

わき役としては意見をするとして、相手が意見に従わない場合もある。私はよほどのことがない限り「消極的反対」までにとどめる。

理由はいくつかある。

その１　冒頭に述べた通り、その人物の人生はその人物が決めるものだから
その２　絶対的に正解という自信がなく、間違えてたとして責任をとれないから
その３　相手との人間関係を損ねるのは互いに不利益が多いから

まあ応援しているのは人物であって、自分の意見ではないわけだから。たとえ相手が意見に従わずとも是々非々でいくのが「効率的で全体利益に沿う」ということだ。

自分の意見に固執して相手と喧嘩したり、断絶したり、相手を従わせようとして直接介入をする人もいるが、その途端に自分や周囲も含めた範囲に問題は拡大してしまう。問題を拡大してまで自分の意見を相手に押し付けたいかどうか、問うべきだろう。

私は相手を応援したいのであって、相手の判断を尊重したい。相手と衝突してまで自分の意見を押し付けたいとは思わないなぁ。