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2017年11月29日13:57

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フロント変速機のシムを手に入れました!

■ フロント変速機のシムを手に入れました!

フレームのシートチューブに付けられているフロント変速機の直付け台座と、直付け式のフロント変速機との間へセットするシムを3種類用意しました。テーパー状のシムを取り付けると、フロント変速機のチェーンケージ(ガイド)
の角度を変えることができます。

フロント変速機の外側のチェーンケージの下端と、アウターリングの歯先との間隔をなるべく近い状態に設定すると、チェーン落ちを防いだり、変速のスムーズさを実現できます。ローターの指定ではケージと歯先との間隔は1,5mmですが、実際に設定して変速してみないと最適な間隔は分かりません。

ローターのアウターチェーンリングは、裏側がCNC切削加工されて軽量化されています。2カ所のチェーン移りのポイントも設定されていました。前回Qリングを試乗した時は、チェーン移りのきっかけとして有効に働いていると言う感じではありませんでした。

シマノの中空加工されているチェーンリングとQリングとを比較すると、チェーンリングの剛性はシマノの方が高いですね。変速するポイントの上り変速の有効性も下り変速もシマノの方が上です。チェーンを押して変速する時にローターのQリングは微妙な変形を起こしているはずです。

ローターのオーバルギヤQリングの、シマノの4アームクランク用のアウターリング50Tとインナーリング34Tを手に入れたので、試してみたいと思っています。そうなると、アウターリングやインナーリングの歯先の高さが変化するので。チェーン落ちのトラブルが心配です。

いままでのオーバルギヤ体験では、チェーン落ちの他にも、変速性能の低下が考えられます、何せ比較対象が超スムーズなシマノのデュラエースやアルテグラの真円リングですからきついよね。ギャップを埋める取り付け作業の工夫をしなければ。チェーンウオッチャーも必要でしょうね。

3種類のシムとはスポーツバイクファクトリー草加店の宮川店長が製作プロデュースしていたもの、ローターの純正品、もう1つはサードパーティーの製品で、もしかしたらジャイアント製のシムもスモールパーツケースにあるかも。微妙に調整できる角度が違うかも知れないので全て用意してからローターのQリングへ交換する予定です。

いずれもアルミ合金からの削り出しの製品です。弓形をしていて、しかもテーパー状になっています。固定ボルトが貫通する穴があいています。外側のチェーンケージの下端とアウターチェーンリングとの歯先間隔と同時に、外側チェーンケージの直線部分の向きの微調整も変速性能に関係します。

基本的にはアウターチェーンリングの面とチェーンケージの直線部分を平行になるように調整します。さらに細かいことを言えば、インナーチェーンリングも葉先の高さが変化します。内側チェーンケージの内側の面とチェーンと接触する位置が変化するわけです。

チェーンケージの位置はぎりぎりまで下げて設定して、インナーギヤとチェーンケージとの間隔もぎりぎりまで接近しています。チェーンケージの取り付け角度でインナーからアウターへの変速性能が大きく変化します。何度も細かく取り付け角度を調整してベストな設定を探すことになります。

アウターチェーンリングとトップギヤにチェーンをかけた状態で、チェーンケージの外側の限界の位置を調整します。チェーンと外側チェーンケージとの間隔を0,5mmにセットして、何度も変速してチェーン落ちしないか確認します。チェーン移りが鈍い場合は0,7mmに変更します。

インナーチェーンリングとローギヤにチェーンをかけた状態で、チェーンケージの内側の限界の位置を調整します。チェーンと内側チェーンケージとの間隔を0,5mmにセットして、何度も変速してチェーン落ちしないか確認します。チェーン移りが鈍い場合は0,7mmに変更します。

とにかくcエーンリングを交換して、使いながらベストな設定に煮詰めていくことになります。その段階できっとシムの形状によるチェーンケージの取り付け角度や、向きの微調整が必要になってくると思います。とにかく交換して試してみます。クランクの踏み心地の変化も楽しみです。2・3・4の取り付け位置の変化によるピークの位置の調整による踏み味の最適化も楽しみです。時間はかかるけどオーバルギヤのパフォーマンスを100%引き出すノウハウを勉強です。

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