前巻から約1年を経て刊行された最新刊は、最終刊だった。
正体不明の「戦争」に駆り出される離島の中学3年生、出征不適格者とされた男女、戦場での謎、喋るぬいぐるみ、多くの伏線に、無理矢理つけたような決着は、一読して納得がいかなかった。
全4巻なので、とりあえず通して再読したが、やはり説明の部分に納得はいかなかった。
具体的にはふれないが、一言で言うと「そんな穴だらけの解答を示されても・・」という感じ。
ラストも、見た目の描写とはうらはらに、そこに希望はない。
絵柄とかは好みで、3巻までの流れも興味深かったのが、最終刊で台無しになってしまった、残念な作品。
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