ことキャリアに限って言えば、退職後の給与保障というより退職金とそれなりのポスト狙いだからね。
文科省の利用がないのも歴史的にも堅固なルートを確立しているので必要がないから。サッカーくじ以外に他の省庁にあるような利権構造が必要なかったのもそのせいだ。
キャリアの出世競争の脱落者対策というが、言わばシビアな組織を円滑に運営していくためには排除は当然のことだし、円満に事を収めようとするならば脱落者のプライドにも配慮せざるを得ないということだろう。
利権の巣窟である旧団体も名前を変えて相変わらず存在し続けているし、教育産業や機関など天下り先はいくらでもある。
ひどい例では聞いたこともない大学の教授として招聘され、給与以外に東京から関西圏までの新幹線代を支給されながら1度も教壇に立つことなく、実際勤務実績もないまま2度目の退職金をまんまとせしめるなんていう例もあるという。
大学側は受け入れの実績、本人は退職金だけでなく「元大学教授」の肩書を得ることができるわけで、これではこんな悪習は今後もなくならないのも当然だ。
こうした事例は問題として決して表面化することはない。フェアでないことは百も承知だが、違法でない限り暴露したところで誰も得をしないからだ。
文科省 就職センター利用なし
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4395915
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