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2016年12月28日21:43

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歴史の教科書

本日、某通販「雨損」より、注文していた書籍が到着しました。

「タミヤRC 40年間の全記録」です。

田宮模型が最初に出したラジコンが戦車(1974年)から、2014年までの40年間で
デビューさせたRCモデルを網羅した、歴史書です。

最初の頃は、動力源がなんと単2電池。
ボディはビッグスケールプラモの素材を変更しただけ。
走行性能や耐久性なんて、まだ考えてもいない。
しかし、自分で作ったカーモデルが実車と同様に動かせるという、「夢」が詰まっています。

以後はレース志向になって、高性能なバッテリーやモーターも次々と登場。
レース専用の、実車とは全く無関係なRCオリジナル形状も登場します。
しかし、タミヤが決して忘れなかったのが「モデルとしてのカッコ良さ」です。

この辺はさすがプラモメーカー、キッチリとコダワリを感じます。


80年代後半から、ボディの成型技術が大幅に進化して
スケール感溢れるカッコ良さと、RC用ならではの軽量&強靭を両立して
さらなる高性能化とカッコ良さの両立が進んでゆきます…

さらにタミヤが忘れていないのは、初心者への配慮。
丁寧な組立説明書、わかりやすいパーツ梱包、誰が組んでも大丈夫な精度、
そう簡単には壊れない耐久性、ステップアップのためのオプション部品など
趣味とは「楽しむ」事という、王道路線マッシグラです。


私にとって、タミヤのRCカーで「イチバン」を挙げるとしたら… コレ。
ワイルドウイリスです。
コミカルなのにスケールライク、走らせても眺めていても楽しい。
レースとは無縁だけど走りは超本格的、冗談と大マジが両立した不思議な世界。

「ラジコンは楽しい」というのを見事に具現化した、名車です。
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