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2016年10月23日19:23

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映画「スター・トレック BEYOND」感想

米国公開から遅れること3ヵ月、ようやく日本でも劇場公開された。
幸い、この間ネタバレになるような情報に遭遇することもなく、白紙の状態で作品を鑑賞することができた。

公開までに、リブート作2作にも出演していたレナード・ニモイ氏とアントン・イェルチン氏が亡くなり、当然追悼テロップが作品中に出ていた。

さて、リブート第3作は、5年間の任務も3年目となり、カークとスポックが将来のことをいろいろ考えるというもやっとしたものを抱えながら、物語は展開する。
連邦の宇宙基地ヨークタウンに寄航したエンタープライズが、遭難した宇宙船を救うため星雲に向かったところ、突然謎の敵の襲撃を受け・・・。

スタートレックは宇宙SFだが、人間ドラマである。
中心になるブリッジクルーが、船長を中心に与えられた役割を、それぞれの個性的な方法で果たしていくだけでなく、メンバー間の絆も描かれている。
本作では、敵となる存在との関係で、この絆というものが重い意味をもつ。

映像的には、これでもかというほど現代的な描写力で、縦横無尽に宇宙が描写される。
細かいところはよくわからなくとも、迫力でぐいぐい押してくる。

敵方の最終兵器の恐ろしさがスケール的にいまいちだったが、そこは台詞で強引に「何百万人の命が」云々することでよしとしている。これもひとつの表現方法だろう。

そして、何よりも、旧作の(オールド)ファンを感動させるラスト近くの演出。

今回も、満足のいく作品だった。
5 0

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