mixiユーザー(id:1057202)

2015年11月28日20:14

125 view

異名は伊達に非ず!

今回のディーパム聖火初点火についてはとにかく「天候の心配」が大変だった。

この聖火初点火は11月か12月のどちらかの満月の日なので、当地が雨季である最中に実施されるのは毎度のことだから、その年の雨季状況で心配の度合いが違うわけである。


で、今年の雨の降り具合はかなり大量に降った模様である・・量もそうだが「降り続いた」という点でも例年の規模を上回っていたのではないだろうか?

ベンガル湾のモンスーンの発生状況に左右されるわけだが、今年はかなりこれが頻繁に発生し、特に沿岸部には洪水・浸水被害をもたらした模様である(チェンナイ空港も一時使用不能に陥ったとのこと)。

私のアルナーチャラ滞在期間というのは、「夏〜冬にかけての数ヶ月」というのが一番多いパターンであるので、結構この雨季にこちらにいるケースが多いのだが、やはり今年の雨の降り具合はこれまでに記憶がないような気がする。


ディワリ祭の数日前にかなり大きいサイクロンが来た・・あたりからおおよそ2週間というものは毎日断続的に大雨(時に強風を伴い)が降っていたのである。もちろん途中で数時間は止むし一時的な晴れ間もあったのだが、それが全く長続きせずすぐにまた雨が降り出す・・・というような状況だった。


それだけに初点火である25日はのお天気はどうなるのだろう?

・・・とかなり心配していたのである。



ところで今回この初点火の時期に、投宿している宿のマネージャーから「3日間だけ部屋を移動してくれないか?」という強い要望が出された。

私はダブルルームを借りているのだが、この3日間だけ「シングルルーム」に移ってくれ」というわけですな、ダブルルームにエキストラベッドを入れて、一人でも多く聖火見物のお客さんを収容したいらしい。


これって西洋及び日本の普通のホテルでは考えがたい失礼な話ではあるのだが、そこが「インド的不合理」という奴である・・・先方にしてみれば「2ヶ月もいるのだから3日間ぐらい良いじゃないか?」なのですな。


で渋々ながら了解し、実際3日間シングルルームに移っていたのである。

拒否を通せない・・のは一つには日本人的「人の良さ」であるが(不得手な外国語能力で喧嘩するのは困難)、もう一つとして先日の記事に書いたように今回のディーパム特別加算金額の支払いをアルナーチャラがしてくれた以上、「これは逆らい通すわけにはいくまい」・・ということもありますなあ。(マネージャーも他のお客さんも助かるわけである)



それで実は、この部屋替えの件に当たっては「御神意ならば致し方ない」としぶしぶ承諾しながらも、

「わかりましたよ・・その代わりと言っちゃあ何ですが、しっかり晴れて下さいよ!」

とアルナーチャラに条件を付けた?のだが、どうやらそれをお聞き届け下さった模様なのですなあ!!

・・・って、サットグルに条件を切り出す?なんてのはバクティとは言えないのだが(爆)


現にこの2週間ほど毎日降り続いていた雨が前日の24日はついに止み、昼頃にはからりと晴天となって夜も久々に月も星も見えている・・・というコンディションとなり、そして点火当日の25日は朝から見事な快晴となった・・・のである。

夕刻にはこれまで2週間のあの天気は夢だったのか?と・・疑いたくなるほどの「どピーカン」になり、山頂付近も完全なるクリアな状況(晴天でも山頂に雲が懸かって動かない・・ケースもある、一昨年はそれで1敗?を喫した)で、見事に完璧で美しい点火を拝めた・・・

というのは正しく奇跡的と表現に値すると御神意の顕現ではないか!!

(もちろん単なる「偶然」である・・が、これを「偶然」としか捉えられない者には「信仰の確信」は得られないだろう)


そしてこれはもちろん、畏くもアマテラシマススメラオオミカミ(天照皇大神)が願いをお聞きいれ下さってついにお出ましあらせられた!!・・・ということでもあるわけざんすね!!

(こちらでも伊勢内宮で求めた剣払いを部屋内にお祭りして朝晩礼拝している・・と同時に、ギリプラダクシナに際してはルート途上に鎮座まします「スーリヤ(インドの太陽神)・リンガム」にもその都度ご挨拶して歩いている)


基本的に「肝心なときには晴れる」というジンクスの、「天下無敵の晴れ男」の異名は伊達じゃない・・・ということかな?わははははは・・・・・!!!!!


アシュラム公式サイトで発表された25日の写真集はいこちら↓

http://www.sriramanamaharshi.org/portfolio-item/karthigai-deepam-2015-photos/

2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する