mixiユーザー(id:333086)

2015年01月27日10:30

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ガガーリン 世界を変えた108分

マイミクさんに教えてもらって観て来た。
あてずっぽうで行ったらテアトル梅田がなかなか判らなくて迷ってしまった。
やっぱそろそろスマホかな…

人類で初めて宇宙へ行った英雄の話。
彼が選抜されたのはパイロットとの適正が抜きん出ていたのは当然ながら、狭いボストーク宇宙船に乗る為に身長が低いのも理由だったとか。
また、能力とは別に、辛い子供時代を過ごしたにもかかわらず、常に前向きで素敵な笑顔を絶やさないのも理由だったのだろう。
一面、その優れた人間性をフルシチョフはプロパガンダにもってこい、と思ったのもあるかも。

プロットとしては「ライトスタッフ」でのマーキュリー7達と似たような展開である。どちらの陣営も「猿(犬)かパイロットか?」の過程を経て、最優秀なパイロットから宇宙飛行士を選抜する。やっぱパイロットでしょ♪

ガガーリンの他に、コリョーロフかな?技師長が魅力的。宇宙への情熱に燃え、飛行士達を愛し、共産党の思惑を時には押しのけて宇宙を目指す人物は、「ライトスタッフ」では謎の人物として描かれていた。

ガガーリンのお父さんもいい。ひたすら実直に生きている大工が、本当は手放したくない息子の希望をかなえて学校に行かせ、世紀の大冒険を成し遂げた後、一人喜びを噛み締める表情には涙が出た。

ボストーク宇宙船がこれまた気色悪くて素敵!(笑) アンテナがヒュルルンと展開するシーンは、「ガメラ3」のイリスが触手を伸ばすシーンを思い出した。

歴史的には冷戦の真っ最中で、それぞれの陣営の威信と存亡を掛けた宇宙レースだったのだが、「ライトスタッフ」を観ればアメリカ人を応援し、「ガガーリン」を観ればソ連人を応援してしてしまうのは判官贔屓ってやつだな。

あぁ、また宇宙ものが観たい!
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