初春の散歩。

最寄りの駅から私鉄に乗った。
１０本のうち、８本ぐらいが横浜方面。
電車に乗って本を読んでいたら
？？！品川方面に向かってた。

どうせあてがある訳でにから
取り敢えず、浅草で降りた。

粋な法被を羽織った俥屋さんが
威勢よく声を掛ける。

小正月のこの日
読み方を変えればお正月。
詣でる人の波も途絶えない。

仲見世を外して
観音通りを歩く。

仲見世の裏通りだが
下町風情が残る。

お参りの後、
浅草芸人の碑がある奥山を抜け
浅草演芸場、河童橋と行く。

河童橋は調理器具のお店が並ぶ。
やはり、気になるのは包丁。

手頃な物もあるが
やはり気になるのは
プロ用。

散歩の途中だから
何軒か冷やかして終わる。

河童橋商店街のはずれに
台東区立中央図書館がある。

かなり大きな図書館である。
併設してある池波正太郎記念文庫
https://www.taitocity.net/tai-lib/ikenami/

直筆の原稿やスケッチ、書斎などが並ぶ。
時代小説コーナーには好きな作家の
白石一郎の本もある。

持ち出しはできないが
館内で読むことはできる。

旅の途中で時間が無いのが悔やまれる。
図書館でいいのは、
本を借りたり読んだりするのもいいが、
地元の観光マップ等を
手に入れる事ができる。

職員にお願いして頂いた資料も持って
金竜公園が見える
カフェで一休み。

手作りなのかシフォンケーキがうまい。

言問通りから入谷へ、
「恐れ入りやの鬼子母神」とざれ歌がある
真源寺。

有名なわりには
こじんまりとしたお寺。
昨年詣でた雑司ヶ谷の鬼子母神も
この入谷の鬼子母神も法華経だと
初めて知る。

法華の信者ではないが
七月の朝顔市にもう一度来てみたいな。