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2014年12月23日07:06

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宗谷・南稚内「稚内温泉・やすらぎの湯」のある「ホテル御園」に宿泊（12/16・17）

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１２月１６日火曜日は、出張で南稚内に泊まることにした。

昔、昭和の時代は稚内には市街地から離れた富士見にしか温泉などなかったが、近年は市街地の稚内と南稚内の間にできた観光施設「副港市場」内に日帰り温泉施設ができたほか、温泉大浴場付きのホテルが何軒か現れた。

今回泊まることにした南稚内地区で温泉付きの宿など聞いたことがなかったのだが、宿泊予約サイトを検索したら南稚内地区にも温泉付きの宿が見つかった。

シーズンオフでもあり、和室なら素泊まり4000円台と安かったこともあり、今回はその「ホテル御園」に泊まってみることに決めた。

夜は飲みに出ちゃったので風呂には入らなかったが、せっかく温泉付きの宿に泊まったのに入らないのももったいないから翌朝大浴場「稚内温泉・やすらぎの湯」に行ってみる。

数年に１度という暴風雪予報が出ている日で宿泊客は少なく、大浴場には誰も入っておらず写真も撮れた。

浴槽は１つでサウナも露天風呂もジャグジーもなく、無色透明のお湯である。

泉質は「ナトリウム‐強塩化物・炭酸水素塩泉」で湯温３２．６℃の「稚内ノシャップ温泉１号泉」とのことで、ここではなく離れた富士見地区にある温泉じゃないか。

比較的近い副港市場の温泉や、稚内駅前地区にある温泉付きホテル・ドーミーインの温泉とは源泉が異なる。

貯湯槽を有し加水・加温して利用しているようだが、湧出量毎分51㍑と少ない温泉をときどき運んできて貯湯槽に貯め、加水・加温しながら循環利用しているんだな。

100％源泉というわけではないから純度は低いが、稚内ノシャップ温泉１号泉は原油の試掘の際に湧出したきわめて濃い温泉で、湧出地の富士見地区にある温泉施設でも５倍に薄めて使っているほどで、それをさらに加水して循環させているとは言え舐めてみると少し塩辛く渋味も感じ、肌触りも柔らかい。