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2013年11月01日20:15

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ここで聖火を見ようかな?



ここ数日は雨期も中休みという感じで、久々に快晴になったりして大変ありがたいところである。


アルナーチャラは「炎の山」と呼ばれている。

といって火山ではないのだが、実際「赤い岩山」なのである・・・かっては「禿げ山と」いってもいい感じだったようで、その様子は残されている「ラマナ動画」を見ると、彼が山中を歩かれているシーンなどで確認できるあろう。


しかしながら長年にわたる「植林&自然保護」運動の成果もあって近年ではあまりその「赤い地肌」が露わになっていない感もあるし、とりわけ雨期になると木々の緑が濃厚になってくるが、

それでも酷暑季ともなると本来の「炎の山」というイメージが実感できるかもしれない(・・とはいえ私自身も酷暑季の訪問は2004年以来してないので、現在では様子が違うかもしれないが)。


近くに大きな水源地というのがないので、この地域の水事情というのは雨期の雨量に随分左右される・・・たまに「旱魃」という状況になったりもして、昨年なども一時期アシュラムでは「給水事情の悪化」により、「ゲスト受け入れの制限・中止」という事態にもなった。


さてさて、そんな「準・乾燥地域」とでもいうような土地柄であるから、長期滞在していると何だか「水辺が恋しくなる」のですなあ・・(そもそも「水浴び」ばかりで「お風呂が恋しくなる」生活だからねえ)。



アシュラム裏門からスカンダアシュラムへと続く登山道を歩くと、途中でアシュラムの南南東方向が見渡せる場所があるのだが、そこから「大きな貯水池」みたいなところが見える。↓

http://www.geocities.jp/ramana_mahaananda/ramanasramam-holder/around-Ashram/m-way02.htm

(上から4番目の写真)


以前からその場所が気になっていたのだが、生来「出不精」の私はなかなか「そこへいってみよう!」ということにはならなかった・・のであるが、どうもこの夏以来の江ノ島から始まって「弁天様」が気にかかって仕方ない?(笑)


弁天さまはご存じのように、インドでは「サラスワッティ」と呼ばれる女神である(神道では宗像3女神のお一人イチキシマヒメと同一視されている)。


で、この方は湖や河などの「水辺」の神様なので、アシュラム近辺でもっともそれに相応しいとしたら、やはりその貯水池だろうなあ・・・ということで(地形からしておそらく「アルナーチャラ全体が見渡せる場所」でもあるのではないか?・・という推測もあった)、今回ようやく重い腰を上げて探索に出かけたのであった。


登山道から見えている位置関係からすれば、そんなに遠くではないし堤防らしき構造物やその角には「頻繁に車が行き来している」道路が接している・・・のが確認できるし、アクセスの目印になる建物も平地からでも判りやすいようだ。


多分それほど苦労することもなく辿り着けるのではないか?・・・と期待して出発したが、予想通りというか弁天様のお導きというか特に迷うこともなく現場に到着した。




アシュラムから歩いて15分位で、経路もさほど複雑ではない。堤防もアシュラムに近い側なので都合がいいし、予想した通り「アルナーチャラの全容」を拝める場所ですな(しかも水面に「逆さアルナーチャラ」が反映するではないか!)、これでお天気が「からっと青空」であればもっと素敵な景色となるであろう!!


ただし貯水池自体はあんまりきれいではないし、堤防も特に整備されているわけではないので「雑草ぼうぼう生い茂り、牛と犬のうんちがそこら中に落ちている」状態であって、やはりそこはそれいかにも「インド的」ではあるのだが(笑)



もっと早く探索しておけば良かったなあ・・・と反省する次第であるが、今後の「ご案内業務」の項目追加であることはいうまでもないので、機会があれば皆様をご案内するざんすよん!!


今月17日の「ディーパム聖火」点火はここで見るのも良いかなあ?・・・と検討中なのであった。





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