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2012年12月26日14:43

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ぐにゃあ

風邪にやられてしまった。
お、おのれ忘年会でどっかからもらったに違いねえ


土曜日はテラ・ザ・ガンスリンガー、騾馬氏GM。どうしてもおっさんがヒロインになる騾馬氏卓のまき。
月曜日はBoA、ましゅまろまん氏GM。マイキーのパパとオカリンが同時に笑い会う空間の巻き。



今年ちょこちょこプレイできたテラガンもやりおさめ。
なかなかできるゲームじゃないので
この調子で来年も機会に恵まれたいところ。


本来、PC1にヒロインはついていたのですけども。

ある客に顔をさんざんに傷つけられてしまったコールガールが
復讐をお願いしてくるという。
何しろシェリフはマトモに動いてくれないんだとか。


PC4も、酒場でのケンカの末、自分だけ捕まって相手はほぼ不問、
という納得のいかない扱いを受けており、
こうした裁定に、この地に旅してきた連邦保安官のPC2も首をかしげる。


この「かばわれている相手」と「シェリフの不審さ」
のウラにダークの匂いを感じ取ったダークハンターのPC4。

PC4とけんかした相手と、コールガールに一生モンの傷を与えた相手は同一人物らしく、
また、
街のシェリフと、この「相手」の背後に
共通して見え隠れする「女性」の存在が知れ始めます。


……なんでも、
過去、正義を貫こうと意地を張ったばかりに
アウトローに家族を奪われてしまったシェリフは、
自分の仕事にすっかり疑問を感じ、自信を喪失した状態で酒におぼれる生活をしていたところ、
しかし「天使のような女性」に出会えて後、なんだかすっかりと回復し、
それ以後他人に理解できないような法的裁定を、自信満々に連発するようになったとか。




真相をいってしまえば、
才のある人間のそうした心のスキマにつけ込んで、
「貴族の種」を与えて同属を増やそうとする、ダークの仕業。
甘い裁定を連発してもらっていた人間は、
そのダークの手下であり、既に怪物化している犠牲者であったようです。


さて。
悲劇の末に邪悪に誘われようとしているシェリフ、
中盤のイベントで、迷いながらも貴族の種を受け取ろうとするシーン。
ダークハンターPCがそれを間一髪で止めるあたりで、
すっかりとヒロインの座を磐石のものにしてしまいます。



んむ、
顔傷だらけの女性とか
ヒロインとしてかなりの吸引力を有しているはずですが、
依頼型の弱点、
「その後シナリオに出てこない」を
意識してクリアしないと
やっぱり薄くなっちゃうんですよね。


傷持ちヒロインとか、
私に宛がわれたNPCならほっとかないんですが……
好みのタイプじゃあありますし、ねえ。



BoAは
ある貴族の頭を小突いて昏倒させ、攻防の権利書を奪うという強盗の片棒を担ぐPCと
その貴族の館から(別件で)いなくなったクレアータの捜索をするPC
というような構造でしたが

まあ、
暴力込みの荒い泥棒家業を出来るキャラというのも、BoAじゃあまり見ないのもそうですし


もう一方のPCは
捜索作業もそうですが、それ以上に

「老化するクレアータ」という非常に特殊な製作コンセプトに対して
興味を惹かれて欲しい、みたいな学者肌を求められていると言う形状。


防御は…攻撃は…回復は!
パーティバランスがある程度もとめられるBoAで、
「泥棒」と「学者」というのは
なかなかPCの用意の難しいチョイス。



結果としては
アダマス・アルドール・フルキフェルの、大変破天荒な悪太郎氏のマイキーのパパキャラと
ファンタスマ・オービス・アダマス、いわゆる知的好奇心に勝てない系の、半異端魔術師のオカリン的ウチの人でコンビを組んで挑んだところ
回復も攻撃も防御も支援もサブ攻撃さえ、たった二人で整って
データ的には超強かったようにも見えるんですが
あれは敵の戦闘タイプがぴったりハマッタからだよなあ。


成長、老化するクレアータなんぞ
何のために作るのか
人の感情を理解したい機械魔神スーペルスマーキナが
ちょいとそのクレアータに自立能力を与えたところ、


「人の模倣」にして
「より完全な人」であるクレアータとして、
人に取って代わるべく、
件の工房を親から奪って
自分と同じタイプのクレアータを大量に生産しようとした、というのが顛末。
そのために権利書の強盗を裏社会の人間に依頼したんですね。


神に似せられて人が作られたとして、
人に似せられて人形が作られたとして、
神を真似て何かを作ろうとしたフルキフェル様は罰されたとして、

人形の完全さと言うのは、どのように構築されるべき命題なのでしょうね。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

忘年会で
若年層のPLが良い意味含めてチョロいねえ
というような話をしました。

誤解を恐れずに言えば、
ヒロインないし関連の強いNPCを関わらせて、
GM、NPCの側からアプローチを書けるシーンを用意すれば
容易くシナリオを盛り上げる発言をさせつつ
行動ルーチンを左右できるということで。

その際、
各PL達が
どんなNPCやヒロインを好むか
あるいは、会話をしたがるか
というような属性と言うか
”弱点”の話になったのですが


梨華氏に
「司馬李さんの弱点はなんですかね?」と聞かれて
はて、なんだろうと思ったところです。



まあ、
NPCのデレというのをその場では答えましたが



顔に傷ついたヒロインなんていうのが
(私はソコのハンドアウトじゃなかったんだけど)
今回大変魅力的に感じられたり、


学者肌の人間が
新しい技術コンセプトや理念に食いついたり、


そういうのに結構何でもほいほい行ってるので、
弱点の幅が広いのかなあとも思ってみたりするのですが



そうして食いついてるときって、
私の中で動いてる嗜好の種類というか
根っこは同じ気がするのですよね。



多分単一の「弱点」がそうしたあっちこっちの方向に飛び火してるんでしょうが




……。

「理念の受け取りあい」が好きなんだろうか。

自分とは違う観念や理念を持っている相手と、
しかし
互いを認め合うこと前提でコミュニケーションする、
というか……。


学者技術系の話や宗教理念系の話は勿論それだけで食いつけるし、

これ、ありていに言えば
ただ一言「ツンデレ」と言ってしまってもいい。

「違う考えを持つ相手と言葉を交し合って、お互いを受け入れあう」瞬間になる訳だし。


顔に傷ついたヒロインにどう当てはまるの?といえば

そんな「体験」をした「女性」ともなれば、
そういう体験をしたことない女性とは絶対違う考えや理念を持つはずなんですよ。
それは絶望かもしれないし、つまりこれから新たに持つべき希望の方向性だって違う。
いや、同じかもしれないけど、同じものを持つにいたる道筋が多分変わる。


論争、感情のぶつけ合い、
戦闘行為、
そうした行いを、
自分を判ってもらうことはまあ誰もが望むこととして、
「相手を判ってあげる」ため、というのを
双方が行おうとする環境に弱い、のかな。


NPCが
PCと違う考えを持っている事は多いですし、
っていうかそうじゃないことほとんどないと思うし
ケンカになるとはいえ
そのケンカ自体「GMが用意している」、
つまり最終的に解決する用意がある、というある種良い意味での茶番具合が
私の弱点として機能するのでしょう。……か?しら?
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