本日は、前から観たかった中東を舞台にしたアメリカ映画を。
実際にあった事件なのですが。イランで革命が起きて、隠れたアメリカ人を救い出す為に、CIAが偽映画のカナダ人スタッフということにして、イラン国外に逃がそうとした、実際にあった事件なのですが。
映画の中でも描かれている重要なのは、冒頭で。民主的な政権がイランの石油を国有化しようとした時に英米がイラン皇帝を抱き込んで、裏から転覆させて、無理矢理欧米化しようとした経緯があるんです。で、この余りのイラン国民の民意を理解できなかった不人気な皇帝の御蔭で、イランで保守回帰の革命が起きるんですが。
元々は欧米が悪いんですが、それ以来、未だに国交が断絶しているんですね。
映画はその中で、虚実ないまぜにしたハラハラさせられる展開になってました。
凄い面白かったです。
二枚目の役者が監督しているのですが、なかなか演出力の才能があるなあ、と思いました。
誰にでも、ぜひ、お勧めの映画だと思いました。
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