映画「辰巳」

私が面白いと思った「ケンとカズ」を撮った監督の8年ぶりの作品。予告で見て前作で見た暗い感じで暴力丸出し、楽しみにして見に行きました。

ヤクザが殺した死体を処理するヤクザの下っ端の仕事をしている辰巳。悪いタイミングで元恋人が殺される現場に遭遇する。その場にいた元恋人の妹を何とか助ける。
唯一の家族だった姉を殺された妹は犯人グループに復讐を誓う。そばにいた辰巳は止めるが妹を止められず、行動を共にする。

全く知らない役者ばかりで、黒ずくめの衣装。映像も少し暗く、いかにもと言う作り。
ドンパチ、カーチェイスもいい感じジャパニーズ・ノワールというには十分なできでした。

けど、途中で「レオン」を思い出したんだけど、そこまでの主人公とオンナの関係性を見出せなく、元恋人の妹という関係性で、そこまで命を張るかなと疑問が生じてしまった。
（他のレビューでもレオンの文字があって、他の人も同じことをよぎったんだと共感の意見があって少しうれしかった。）