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2024年04月20日08:26

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惹きこまれる饒舌

 朝のおじいさん散歩。

 あたたかくなってきたせいか、走る距離が長くなってきた。

 少し前まで50分くらいかけているの散歩のうち、走るのは20分くらいだと思ったけど、最近は30分くらいは走るようになった。

 汗ばむし、体をうごかしていると気分がいい。

 暑くなって、汗だくになるような季節ならまた違うのかもしれないけど、今は暑くもなく、寒くもなくいい気候だ。

 散歩のお供は、スティーブン・キング『ペット・セマタリー』。

 キングの小説って、長いというイメージがある。

 本書も上下巻だ。

 レビューとか評論家の方のキング評を読むと、饒舌とか書きすぎるという話はちらほらと聞く。

 たしかAmazonでキングの半額セールだか、ポイント還元だかをやってときがあってさ。

 そのときに『It』とか『ミスト』とかしこたま買いつつも、結局長さに怖気づいて電子書籍の積読になっていた。

 本書もその一冊。

 長いけど、まぁ読み上げ読書にはいいかもしれない、と読み始めた。

 大学受験の浪人時代に原書で読んだことがあるし、あらすじはだいたい知っている。

 トラックの行きかう道路が近い家に越してきた一家で、子どもがはねられて亡くなる。
 
 悲しみに暮れた父親は、その地域でひっそりと伝わるペットの墓地、ペット・セメタリーに埋葬すると死者がよみがえるという話にすがって・・・という話だったと思う。

 昔、キング自身があまりの怖さに書きあげたあと、しばらく机にしまい込んでいたなんて話もあったっけ。

 映画にもなっている。

 読み始めると、大学の診察室に就職した父親とその家族の生活が語られる。

 それを冗長とする人もいるかもしれないが、読んでいくとけっこう楽しいんだよね。

 この楽しさはなんだろう。

 なんとなくあらすじを知っていると、つい、その展開を待って、じれったくなってしまうこともある。でも、キングの小説では、そんなことを忘れて、そのときの場面にひきこまれる。

 ルイスの大学病院での仕事や、隣人のチャドとのやりとり、夫婦、娘たちとのふれあい。そこを読んでいるのが、なんというんだろう、楽しいというか、味わえるんだね。

 文章の力なのか、描写、展開に魅力があるのか。

 はっきり、これということはできないけど、読んでいて面白いからキングはこれほどメジャーな作家になったんだろうな。

 すでに上の半分まで来た。

 悲劇が待っているのはわかっているけど、読み進めていこう。


 ファインモールド1/48 サボイアS.21後期型。

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 ファインモールドは組みやすいので、手さえ動かしていれば、どんどん進みます。

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 機体はサフを吹き、下地の白を吹くところまできました。

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 このキットでネックとなるとしたら、この部分かなぁ。

 小さいし、折れやすいし。合わせ目を消すのに、この細い支柱はちょっと気を使います。
 実際、一本折れて金属線でつないでますしね。

 とはいえ、形にならないわけじゃないので、そろそろこちらも下塗りかな。

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