朝のおじいさん散歩。
あたたかくなってきたせいか、走る距離が長くなってきた。
少し前まで50分くらいかけているの散歩のうち、走るのは20分くらいだと思ったけど、最近は30分くらいは走るようになった。
汗ばむし、体をうごかしていると気分がいい。
暑くなって、汗だくになるような季節ならまた違うのかもしれないけど、今は暑くもなく、寒くもなくいい気候だ。
散歩のお供は、スティーブン・キング『ペット・セマタリー』。
キングの小説って、長いというイメージがある。
本書も上下巻だ。
レビューとか評論家の方のキング評を読むと、饒舌とか書きすぎるという話はちらほらと聞く。
たしかAmazonでキングの半額セールだか、ポイント還元だかをやってときがあってさ。
そのときに『It』とか『ミスト』とかしこたま買いつつも、結局長さに怖気づいて電子書籍の積読になっていた。
本書もその一冊。
長いけど、まぁ読み上げ読書にはいいかもしれない、と読み始めた。
大学受験の浪人時代に原書で読んだことがあるし、あらすじはだいたい知っている。
トラックの行きかう道路が近い家に越してきた一家で、子どもがはねられて亡くなる。
悲しみに暮れた父親は、その地域でひっそりと伝わるペットの墓地、ペット・セメタリーに埋葬すると死者がよみがえるという話にすがって・・・という話だったと思う。
昔、キング自身があまりの怖さに書きあげたあと、しばらく机にしまい込んでいたなんて話もあったっけ。
映画にもなっている。
読み始めると、大学の診察室に就職した父親とその家族の生活が語られる。
それを冗長とする人もいるかもしれないが、読んでいくとけっこう楽しいんだよね。
この楽しさはなんだろう。
なんとなくあらすじを知っていると、つい、その展開を待って、じれったくなってしまうこともある。でも、キングの小説では、そんなことを忘れて、そのときの場面にひきこまれる。
ルイスの大学病院での仕事や、隣人のチャドとのやりとり、夫婦、娘たちとのふれあい。そこを読んでいるのが、なんというんだろう、楽しいというか、味わえるんだね。
文章の力なのか、描写、展開に魅力があるのか。
はっきり、これということはできないけど、読んでいて面白いからキングはこれほどメジャーな作家になったんだろうな。
すでに上の半分まで来た。
悲劇が待っているのはわかっているけど、読み進めていこう。
ファインモールド1/48 サボイアS.21後期型。
ファインモールドは組みやすいので、手さえ動かしていれば、どんどん進みます。
機体はサフを吹き、下地の白を吹くところまできました。
このキットでネックとなるとしたら、この部分かなぁ。
小さいし、折れやすいし。合わせ目を消すのに、この細い支柱はちょっと気を使います。
実際、一本折れて金属線でつないでますしね。
とはいえ、形にならないわけじゃないので、そろそろこちらも下塗りかな。
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