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2024年04月26日10:06

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エターナルチャンピオンじゃないけど

ちょっといろんなゲームに出したいなと思ってたPCをブレカナでやっと出したけど
運用がまだ手につかない……!
モノトーンでは現実的なラインを逸脱しないからミスはなかったですが。

土曜日はBoA,悪太郎氏GM。あーアンデッドの話っぽいと確定があったらほかの道もあったかもしれないの巻き。

今回はちょいホラー。いや、BoA基準で見るならかなりホラーです。

動物や虫などの動く生命を感じられない森で遭難し、行き倒れたところをヒロインに助けられるPC1と、
似た感じで消えてしまったと思しい商隊を、外部から捜索に来るPC2。
もちろん同じ事件を追うのですが、
当事者として、ヒロインとの個人的な因縁に注力するPC1と、事件そのものと、複数存在する被害者や関係者を客観的に調査するPC2ということになるので、
ドラマ全体を中から外から、シーンの種類を分担して観られるわけ。



トレーラーには、
湖のそばで人の暮らしの営みから零れ落ちた闇が、水底に溜まっていずれ形を持ち、子供の姿で浮かび上がってくる、
といったことが書いてあり、

シーン開始から、「そこにいない子供たちの笑い声」がずっとあたりに響いていたり、
村らしきところについて、そこに住む村人たちに話を聞けば、
なんならその子供たちの声といっしょに生活をしている風。
「私たちの子供」「みなそこにいるんですよ!」


う、裏バイトの怪奇現象だ!


というわけで、

・この村にいると、出たくなくなる
・子供のいる家庭もあるが、かならず一人
・家には、「何かの小箱」がかならずおいてある
・「小箱」は、より湖のそばに住んでいるヒロインのところから「もらってくる」らしい

といった村人の様子、

・どうも「子供たちの声」は、実際にそこに何かいる
・実際に物理的にいる子供いわく、「お兄ちゃんたちがいる」という
・村人に悪さをすると、「子供たちの声」がやみ、子供の曰く「お兄ちゃんたちがにらんでいる」という

といったホラー描写、

・湖とは別の沼に水妖が住んでおり、「領主」を名乗っている
・「沼の中の麦畑」みたいなところに村人は通っており、生活を成り立たせている
・そもそもこの地域の領主は、お家が断絶していて後任が決まっていない
・湖の底には、彼の妻が住んでいるとかいうことだが、
・この妻が、どうやら本来の領主の妻
・いろいろあって「ハイオークの子供」を生んでしまい(あとできいたところ、旦那側の隔世遺伝だそうで)、この子を血筋の秘密として元夫に殺されちゃったりしつつ
・子供の遺体と一緒に出奔
・さる魔神に「いつか起きてくれる子供」の象徴としての「動かない時計」を渡され、「これが直って時間が動き始めたら、子供の時もまた動き始める」と信じている
・でも彼女を見つけた領主に殺されかけたところを、彼女の闇にひかれてやってきた水妖に助けられてファミリアにされたとかなんとか
・ヒロインの曰く、「彼女は養母をかってでており、彼女の息子と同じように死んだ人物の肉体の時間を止め、魂(みたいなもの)だけを返して、永劫一緒にいさせている」とかなんとか
・なので、死別した人とずっと一緒にいられるんだね
・この森からは、死んだ人の魂は転生せずとどまり続けるという悪徳である
・じゃあ、あの「子供たちの声」は何なのというと、「愛する対象としての子供とは幸せに暮らせるけど、育てるコストとしての子供とは幸せに暮らせない」、この村で長きにわたって暮らしているうちに命の倫理観がバグっちゃった親が、二人目以降の子供を死なせて、その「声」だけ家庭に戻しているという、原因はともかく現象として「小市民の魂が順次闇に落ちちゃった結果悪徳が拡大している」やつなんだね


ということです。
子供育てるってこの時代であればなおのこと大変よね、という言葉でくくることもできるかもしれませんし
一律そんな連中許しておくまいという向きもあるでしょうが
とりあえず、「魂らしいもの」が定着するのに3歳くらいまでは育てなきゃならんということもあるらしいので
はて、夜泣きの時間からイヤイヤ期までは通過しなきゃならないというのは果たして子育てのコストを減らせているというのだろうか……?
ある程度村で育てる形式というか、核家族化していない文化であれば乳児期は意外とラクだったりするのかしら。
母キャラやってたらまた印象変わったかもしれない。


ここの闇は、つまり
・かつての領主夫人の存在
・彼女にひかれてここに根を下ろした水妖がしつらえた、「多人数がゆがんだまま暮らせる環境」
この二つを核に作られており、

・「それさえなければ歪んだ生活をすることはなかった」住民
・なんにせよ一番の被害者である殺されてかつ転生もしない、子供を主とした死者たち
が「被害者」となるでしょう。加害者も含んでるかもしれませんがこれは共通集合。
PCたちの判断に任されるところです。


倒すべき核はひとまずOK。
ただ、水底に沈んだ死者たちを「みなそこに」いさせる儀式をヒロインさんが行ってしまっていることも問題で、
領主夫人が「湖で」凝らせたナニカ、とは実にこの人の血筋のようで、だいたい3代くらいここの「湖」との対話を任されている人間だか湖の精だかわからないモノ。
夫人の思い、術式とは一蓮托生。ここのつながりを断ってあげないと、PC1の命の恩人を一緒に切る羽目になる。


いずれもいずれも、最初に彼女が手にした「動かない時計」がすべての接合点になっているようであり、
これを壊すところから戦闘を開始していく必要があるようです。


という感じでクリアのめどが立ちます。
時計をかなりガチでカバーしてくるボス集団。
シミュラクラムやパラモルの魔印をふんだんに用いたダメージ譲渡で
ボスと、ファミリアと化した死体夫人と、ヒロインの間でダメージが行ったり来たりしてしまう形で
たたきたくないところへのダメージを避けたり、たたきたいところにダメージを集中したりということにはかなり難儀。

本来みなそこにいる「子供たちの死体」の集団も、ボスの範囲魔印や、ちょっとHPリソース操作ミスった関係で、瀕死になったPCたちのHPを上手に削りきろうとやってきます。
死なないんだけど……DPがぐんぐん下がるでしょうが……!!


というわけで自キャラの構想の中でもトップクラスのバケモノを出したつもりでしたが、
立ち回りを使い慣れていないことも併せて結構苦戦した風な戦況にしちゃったな。
多分負けはしないんですがDP管理とセットで考えるといい喧嘩ができたとは言えますまい。
同卓した駄氏BoA数年ぶりだと言ってましたが、戦闘楽しめたかしら?


「飢えで倒れた」「助けてもらったヒロインに入れ込む」ということを押そうと思って
吸血鬼のPC出しては村に悪さをしていったんですが、

「古い神」とか「思いの結晶」みたいなやつがトレーラーでほのめかされてんのかなと思ったら
結構普通にアンデッドホラーの話だったので
同じ悪い奴やるにもネクロマンサー持ち込んでもよかったかもなーと思っていもいます。
死体の子供たち、魂だけはニコニコ暮らしているかもだけど
その肉を抱っこはしてもらってないのよ?ママたちに抱っこしてもらいましょ、ねえ?
とかね。したかったかもしれない。


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