mixiユーザー(id:2184757)

2024年03月04日13:11

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高くつくぞ!自由という束縛、

キャンピングカーといっても軽自動車やバンを改造した本格的なものからもっと広いトレーラーまで千差万別。

外にも「車中泊」と称して大きな改造を伴うことなく簡易な装備で楽しむケースも一般化しているようだ。

一昨年まで比較的広いタイプのトレーラーを固定して水道、ガスを配備し浄化槽に接続したものを貸別荘としてレンタルする仕事に従事していたが、水洗トイレ・バスもあり広いサンデッキまで付いた贅沢なランクで結構引き合いも多くシーズンを通じて満室であった。

実際は広いといっても生活レベルではミニマムと言わざるを得ず連泊のケースは少なかったと記憶している。

キャンパーと称する車の定員というのもテント同様そのままでは快適な空間を確保するのは難しい。まあ、大きく見積もって定員の50%がいいところだ。

知り合いにはトレーラーを含めキャンピングカーを所有する者は少数いるがやはり使用頻度は限りなくゼロに近いようだ。

ブームの真っただ中の現在は中古のキャンパーでさえかなりの高価格を維持していてこれが果たして国民的なムーブメントになりうるかといえばはなはだ疑問ではある。

とはいえ歳はとっても少年心にある狭小な秘密基地への憧れはこのキャンパーが満たしてくれるツールになりえるのかもしれない。

一方、キャンパーが防災に一役買える役割を担えるかについてはこれまた疑問な立場である。一見自己完結型に見えるキャンパーではあるがライフラインが機能している場所以外では実際は短期間のシェルターにしかならないだろう。加えて被災地での移動に際しては重い自重と悪化した道路事情により場合によっては邪魔な存在になってしまうだろう。

いずれにせよ趣味の車であることは間違いなく好きな方が購入し好きなやり方で楽しんでいただければ結構。そんなわけで数年もすれば中古キャンパーが格安で店頭を賑わす時代が到来するのも間違いない。複数台持つ経済力と暇を持て余している御仁はそんなタイミングでお買い求めていただければ幸いです。


アウトドアブームは落ち着いているが、「キャンピングカー」人気は続くのか
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=7772938
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