「アブラハムは誰ですか?」と聞かれると「信仰の父です」と答える人が多いと思う。アブラムは主を信じハランを出発し、カナンへ行った。しかしアブラムも他の人と同様に間違いをした。
1.現実主義的な考えというチャレンジ
アブラムは飢饉のためエジプトに下った。激しい飢饉に直面した時、自分の考えで行動を起こした。アブラムが間違った判断をしたとは聖書に書いていない。問題に直面した時に、人は誰しも現実的な考えに陥りやすい者たちである。アブラムが主に祈ったという記述はない。これがアブラムの失敗。現実主義的な考え=何が自分にとって都合が良いのか。自分の力でどうにもならなくなってから神様に祈ることになる。
2.自己保存のチャレンジ
反射神経で物を投げつけられたときに逃げる。サライは65歳だった。ファラオに召し入れられた女が既婚であれば夫は殺される。そこでアブラムはサライに自分の妹と言うように言った。サラはアブラムの父の娘。母の娘ではない。サラがアブラムの妹というのは半分真実で半分嘘。「アブラムにとって物事は彼女のためにうまく運んだ」→神様の祝福ではない。アブラムはエジプトを追い出された。ファラオに伝道のチャンスを逃した。心の運転席に神様に座って頂く。
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