心に「いざ！鎌倉！」の支度を？

　人間界に於いて、所謂「有事」と言われる事象は大抵が避けて通りたい物である！しかしながら、この人間界に於いてそれを避けるのは至難の業と言った所であろう！故に！問題視されるのはその「有事」の際、如何に迅速な判断を下し！自身が行動できるかである！とは言ってもだ！人間界に於いて具体的に「有事」の際、明確な言動を起こせる者はごく稀である！
　では、その「有事」の際我々はどう的確な判断を下し！そしてどう動くべきなのか？今回はそこに触れて見てみよう。
　先ず！人間界に於いては前述の通り所謂「有事」と言われる事象は数多だ！ではその問題に対し、我々は如何に行動すべきなのか？それは、一言で言うなら、タイトルに挙げた「いざ！鎌倉！」の支度である！どう言う事なのか？それは、心にいつも「有事」の際はこう動くと言う、具体的且つ明確な行動指針を常に念頭に置き！いつ「有事」となっても迅速且つ明確な判断が下せる様普段からイメージトレーニングとシュミレーションをして行く事だ！
　では、どうすればそれが可能なのか？それがタイトルに挙げた「いざ！鎌倉！」の支度だ！具体的に話そう！
　たとえば、目の前で喧嘩などが始まってしまった場合に於いて、ただ単に「やめろ！」の一言だけでその喧嘩は止まないであろう。では具体的な行動指針とは何か？それは、喧嘩が起きたら即！傾聴姿勢を持つ事だ！「どうされましたか？」と口調は穏やかに！しかし！頭の中では、迅速にその喧嘩が止まる様に的確な判断を下し！所謂仲裁をする事だ！その際に必要な心構えとして「いざ！鎌倉！」と心に入念な支度をなし！その上で、双方の意見を良く傾聴し！ここで大切とされる事は、どちらが悪くどちらが良いと言う判断を下す事ではない！
　寧ろ、お互いの意見を尊重し！自身は身を削る思いで！相手に寄り添い！しっかりと相手の内面を見据え！その上で！的確なアドバイスをして行く事だ！勿論これはおいそれと出来る事象ではない！これをするには熟練の技が必要であろう！故に！我々は今この様な時代背景にあって、猶更心に「いざ！鎌倉！」の支度が必要なのではないだろうか？何が言いたいのか？それは、所謂「有事」は周囲を見渡せば幾らでも起こり！それを鎮火させる為に骨折って労苦して行く作業。実はこれが後になって功を奏し、「あの時はありがとうございました！」と謝辞が聞こえ！自身も「これで良かった！」と言えるのではないだろうか？然り！これは前述の通り簡単な事ではない！
　故にだ！我々は今その心に、こう言う時代だからこそ！「いざ！鎌倉！」の支度が必要とされるのだ！
　如何なものであろうか？そうは言っても火中の栗を拾う様な真似は猶更の事したくはないであろう！
　しかし！だからと言って問題を避けて通ろうとすればそこに！やがて破断が起こり！気づいた頃には「後悔先に立たず！」となるのではないだろうか？然り！ここは一つ勇気を振り絞り！自身から先ず！行動を起こし！「どうされましたか？」と低姿勢を保ち！その上で両者の意見なり、言動を迅速且つ的確に分析し！決して良い悪いの判断を下さず！自身が身を削り！双方に傾聴して行けばこの世はもっと平和になるのではないだろうか？然り！この骨折りはやがて実を結び！「やって良かった！」と言える日が必ず！来るのだ！故に！今目の前で問題が発生したなら、是非！勇敢さを以てその心に「いざ！鎌倉！」の支度をなし！「どうされましたか？」と傾聴しようではないか！その一歩こそが！世を平和にするのだ！今まで目の前の問題を避けて通っていたと言うなら是非！その心に「いざ！鎌倉！」の支度をなし！勇気を以て問題解決に当たろうではないか！傷つくのを恐れるなかれ！貴方はその心に「いざ！鎌倉！」の支度は出来ていますか？