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2021年11月15日21:27

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四国別格二十霊場7番札所から9番札所マイカー移動のプチ遍路☆彡愛媛篇2と大洲の町並みチャレンジそして、うどん列伝☆ファイル365 渡辺系木の葉の総本山。

一日目四国別格二十霊場・愛媛篇➀はこちら!

6時45分ごろの部屋からの眺めにて二日目の始まりです。
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昨日、入った家族風呂は広々していたなぁ〜。
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朝ごはんは7時に指定していました。

その前に11月15日18時10分時点(11月14日 日曜日分)の新型コロナ全国新規感染者は二桁の79人。
東京都は先週の同曜日に続いて一桁の7人。神奈川県18人、埼玉県11人、大阪府8人がベストスリーで、もう二桁は2県しかありません。
しかも青森県、岩手県、秋田県、山形県、宮城県、福島県、群馬県、長野県、山梨県、静岡県、富山県、石川県、福井県、三重県、奈良県、鳥取県、島根県、山口県、香川県、愛媛県、徳島県、高知県、長崎県、佐賀県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県(今年初)の29県に新規感染者がなく、感染者が出ている所の方が少なくなる現象が今年の11月に起きているなんて誰が想像したでしょう。

香川県の新型コロナ感染者の累計は4702人をキープ。


さて、指定時間に食堂に上がると娘さん?が学校前の朝食をとっていてファミリー感ある雰囲気が微笑ましいです。
指定のテーブルの上にはお膳がセットされていて・・・
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奥さんがご飯と魚のあらが入った味噌汁を持ってきてくれました。
魚中心の和御膳で品数が多くてカルシウムがたっぷり摂れてお腹いっぱいの、夕食のコースとはまた違った庶民的だけど豪華で素晴らしい朝ごはんでした。
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夕食時、奥さんが教えてくれた断層があってジオパークとして登録されている半島があるとの事でベランダから見てみました。右奥の遠い方の半島に断層が斜めに入っているのが確認できました。
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下には桟橋やボートもあって釣りに困らなそうです。ベランダにあった骸骨の人形が踊っていて気になったのでパシャリ!
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8時前にはチェックアウトしました。「道が狭いのでお気をつけて!」と最後まで感じが良かったです。

朝の通勤ラッシュか道が混んでいて、四国別格二十霊場の7番札所・出石(しゅっせき)寺まではまずまず時間がかかりそう!(6番札所・龍光院からは約54km)。
後半は山道に入ってすいているのですが、ぐるぐる山を延々と登って着いたのは9時頃。
出石(いずし)山山頂の標高812mに位置するだけあってイチョウがしっかり色付いており、すでにたくさん散ってます。
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寺と向き合っては熊野権現社と大きな弘法大師立像が見られます。
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さあ、石段を登っていきます。
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年季の入った鐘のある仁王門が見えてきました。
銅鐘は朝鮮鐘とも呼ばれ、高麗王朝(918年 - 1392年)の時代に朝鮮半島で鋳造。伝承では朝鮮出兵の際に藤堂高虎が持ち帰り、この寺に寄進したとされています。(国指定重要文化財)。
貴重な鐘を衝いて入るとします。心なしか時代を超えたいい音色に感じられました。
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真っ赤に色付いた木の横にまずは護摩堂。手前には手水舎と右側には納経所もあります。
女性のご住職?が掃き掃除をされていました。
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大師堂。
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本堂。山頂の一番高い所に建ち、内陣本尊は千手観音立像で同時に湧出した地蔵菩薩は、千手観音の胎内仏として具現化されていると考えられてます。脇仏は釈迦如来坐像と阿弥陀如来坐像。
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降りて行くときに見える鹿や牛が何だか訴えかける様で・・・
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雲海が広がる下界は神秘的でした。
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納経所では住職さんが「カメラを持っていらっしゃるので昨日の忘れ物の方かと思いました。」と声をかけられ、何でも昨日、立派な三脚を忘れた方がいたらしい。
ここでも7個目の男珠の念珠(300円)をGET!
山を下って行きます。
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次は四国別格二十霊場8番札所・十夜ヶ橋(とよがばし)と言いたい所ですが、その前に伊予の小京都と呼ばれる大洲の町並みと有名な臥龍山荘を散策したいと思います。
肱川河川敷に車を停めて、まず歩くのは「おはなはん」通り。1966年(昭和41年)のNHK朝のテレビドラマ「おはなはん」のロケが行われたことに由来しています。
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ここには、江戸時代の町割と家並等が忠実に残されており、当時の庶民の生活の一端を知ることができます。北側の蔵並びは商屋のもので南側は武家屋敷でした。また、この通りは商屋と武家屋敷の境界にあたるためと城より臥龍の地にある藩主の別邸へのお成道とし使用されていたため他の通りよりも広くなっていると言われており、他にも商屋の火事が武家屋敷に飛び火しないように配慮していたとも考えられています。
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大洲神社周辺の古民家には大洲城周辺にもあった「NIPPONA HOTEL」が軒を連ねてます。
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おはなはん通り界隈には「東京ラブストーリー(1991年ドラマ)」のロケ地も混在していて面白いです。「カーンチ!」なんつってバブリーなあの頃を思い出しますね!
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今度は細い路地を抜けて「臥龍山荘」に向かいます。大きな銀杏の木が見えて・・・
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突き当たって右側に見えてきました!石碑と文庫と呼ばれる重要文化財。
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狭い入口から入ると案内板があって拝観料550円税込みたい。
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受付場でもある臥龍院は・・・
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木蝋貿易に成功した河内寅次郎(常住地:神戸)が老後の余生をここで過ごしたいと大洲随一の景勝地である、この地に明治30年頃から10余年をかけて築造した別荘です。寅次郎氏は明治42年10月に亡くなりますので、ここでの居住はごく短期間でありました。
木造茅葺寄棟造り平屋建付属建物一部瓦葺、倉庫2階建59坪。
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まずは、そんな臥龍院の内部から・・・
説明はCDがしてくれて5か所設置されているみたい。
「清吹(せいすい)の間」。別名「夏の部屋」。
この部屋は夏向きに造られており、北向きで風通しがよく、天井は他よりも高く、涼しさを感じさせる細工が随所に見られます。透かし彫りが見事!
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庭園も紅葉時期で鮮やかな色どりですね〜。
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なんとこの廊下は仙台松の一枚板。
希少な一枚板にあえて溝を入れているなんて粋ですな〜。よく見ると模様がしっかり揃ってます。
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「壱是(いっし)の間」。
格調高い書院座敷で丸窓、濡縁、障子戸、天井板などに桂離宮様式が取り入れられています。
畳をあげれば能舞台となり、床下には備前焼の壺が置かれ、音響効果を高めてあります。
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「霞月(かげつ)の間」。
京都大徳寺玉林院の霞床の席に案を得ています。
違い棚を霞に見たて、掛け軸には富士山が描かれており、丸窓の奥には仏間があり、蝋燭の明かりが灯されると月明かりのようになり、月に霞で霞月の間というわけです。右手の襖もあえて鼠色で薄暮を表現し引手にはコウモリの細工が施されています。
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さあ、庭園を散策していきましょう。
蘇鉄や紅葉の先に見える建物は・・・
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知止庵(ちしあん)。一文字瓦葺平屋建3坪。
臥龍院と同時期に浴室として建てられた建物。1949年(昭和24)年に内部を改造して茶室とされました。
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潜龍洞(せんりゅうどう)。氷室で昔の冷蔵庫にあたります。
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不老庵(ふろうあん)。木造茅葺平屋建5坪、木造瓦葺平屋建茶室3坪。
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臥龍淵を眼下に見る崖の上に懸り造りに建てられた数寄屋造りで、庵そのものを船に見立てて作られており、天井は竹網代一枚張りを船底の形のような形にしてあります。対岸の冨士山右端から月が昇り、天井に反射して部屋を明るくする巧妙な趣向が施されています。
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庵から臨む肱川も美しいですね〜。
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ここで日記のページを割く、そんな私は日本の詫び寂が少しは分かるお年頃(笑)になってきたのかな?と少し思ってます。
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さあて!車まで戻ってみる大洲城
宇和島城同様に遠景のみにとどめておきますね!
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では、いよいよ大洲市内にもう一つある四国別格二十霊場8番札所・十夜ヶ橋(とよがばし)へ!7番札所の出石寺からは29kmの位置にあります。
そう言えば寺や院がつかない珍しい霊場だと思ったら弘法大師空海が橋の下で野宿された場所だったのですね!橋の上で金剛杖を突かない元になったそうです。
大師堂はあるものの・・・
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2018年7月7日の台風7号による西日本豪雨のため十夜ヶ橋の境内が水没、本堂は建て直すことになっています。
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なで大師に大聖不動明王。
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奉賛殿(仮本堂)。水没にも耐えられる高さで2020年春に新築。納経所も兼ねており、中に入って本尊の弥勒菩薩を参拝できます。ここでも8個目の男珠の念珠(300円)を頂きました。
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ここから一気に高速に乗って松山市内まで!
四国別格二十霊場8番札所・十夜ヶ橋から約50kmの位置にある9番札所・文殊院は遍路開祖の衛門三郎ゆかりの寺で四国八十八ヵ所霊場発祥の地と言われてます。
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本堂。本尊は地蔵菩薩と文殊菩薩。
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大師堂。
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巨大な弘法大師像の横の銀杏も立派です。こちらも女性の住職?が掃除をされていて、納経所にお呼びして9個目の男珠文殊(300円)を頂き、四国別格二十霊場をひとまず終了します。
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帰路に就き、香川に入ったら冒頭と結びには讃岐うどんでしょう(笑)
14時すぎの遅めの昼ご飯にて三豊市高瀬町にある渡辺系の総本山「手打ちうどん渡辺」で・・・
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木ノ葉海老天(200円税込)が丼に架かった肉うどん中(600円税込)を注文。
一般店ですが、唯一セルフの長天と玉子のおでん(各100円税込)をかじりながら待つとします。
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5分ほどで仕上がった肉うどんはアツアツで甘みと旨味のある出汁に生きたコシのある麺は流石!!時間的に作り置きだった木ノ葉海老天もしなっておらずパリッとしており、徐々に丼の中に入れてコクのある味変を楽しみながら汗だくにて夢中で完食するに至った逸品でした。
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ファイル数を日数とするとちょうど一年の数になり、ようやく義経丸亀の渡辺龍(たつ)のルーツに辿り着くことができました。

そんなうどんシリーズで締めた四国別格二十霊場愛媛篇の前半でした。
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