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2021年11月14日17:33

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うどん列伝☆ファイル３６４　極太剛麺しょうゆから卯之町重伝建リベンジそして四国別格二十霊場６番札所・マイカー移動のプチ遍路☆彡愛媛篇１

今年から金木犀や無花果、枇杷などを植えております。

さて、１１月１４日２３時５９分時点（１１月１３日土曜日分）の新型コロナ全国新規感染者は１３４人。
東京都２２人、大阪府１８人、神奈川県１２人がベストスリーです。
青森県、秋田県、山形県、宮城県、福島県、新潟県、長野県、山梨県、静岡県、富山県、石川県、福井県、滋賀県、三重県、奈良県、鳥取県、島根県、広島県、香川県、徳島県、高知県、長崎県、佐賀県、大分県、宮崎県、鹿児島県の２６県に新規感染者がありませんでした。

前回日記からの香川県の新型コロナ新規感染者は１１月１２日に１人、１３日にも１人、１４日は０で累計感染者は４７０２人となっています。
ちなみに今回遠征するお隣の愛媛県は直近三日間は１人のみでした。

そんな訳で１０月１８日以来の四国別格二十霊場参拝に向けて愛媛県宇和島市を目指します。

その前に県内最西の観音寺市で朝うどんと参ります。
選んだのは、昨年１２月にOPENしたばかりなのに今年の１１月末という１年足らずで無期限休業を発表した「讃岐麺処山岡」です。極太剛麺と聞き及んでおり、太麺好きとしては楽しみです。
駐車場は縦列駐車なので前になったら早く食べて出ないといけませんね～。

こ、これは普通の家の庭では？むしろで囲っており、恐るべきさぬきうどんばりの怪しさ満点です。

あぁ・・・休業宣言はやはり本当なのですね！

注文票に種類のチェックと数量を書いて出すシステムのよう！

会計場所まで来ると天ぷらも見えますね～。こちらは口頭注文の様子。

結局、「山芋卵醤油うどん温大（４５０円税込）」に口頭で鶏天（１３０円税込）を注文。

あっ！どうやら釜から揚がったばかりのアツアツ麺のようで、特製醤油をかけながら混ぜるとみるみる卵が固まっていきます。
今まで味わったことのない太麺で啜るのも力が要る筋肉麺。
これがなくなるとは惜しいですな～。

（結局２０２１年１１月一杯で無期限休業と言いながら、早速２０２２年の元旦から移転OPEN情報あり。）

さあ、極太麺でボリューム的にも腹ごしらえも万全！
石鎚、伊予灘と二つのサービスエリアで休みながら・・・

２００kmくらい先の西宇和ICで降ります。まず向かうのは重伝建保存地区の卯之町。前回、前々回ともどもスルーしてしまっていたのでリベンジです。

起点のJR駅をパシャリ！
すぐ近くに複合型商業施設もあるようですが・・・

今日こそ昔ながらの商店街から、さらに古い重伝建保存地区を散策したいと思います。

商店街の中心地に無料駐車場を発見！

出発します。和洋折衷から始まり・・・

昭和的な松屋旅館。やっているのかなぁ・・・

レトロな和の建物を抜けて行くと高野長英隠れ家ですと！

幕末に開国主義を唱えて投獄された後、逃亡した高野長英が身を潜めていた建物。
県指定の史跡で階下が朽ちたため取り除かれ、二階だけが隠家として保存されています。

さあ、本格的に重伝建保存地区の筋に入って行きます。

大門（鳥居門）。江戸後期築で市文化財となっています。

くぐると庭も立派です。

旧武蔵。
明治期に武蔵の屋号で料亭として使用されていたとの事。

江戸時代創業の造り酒屋・池田屋。

卯之町の町並み。

文化の里休憩所。ここで地図をもらいました。
職員の３０代くらいの常駐している女性が感じ良かったです。

先程の昭和風の松屋旅館の裏に江戸時代創業という松屋旅館の本館？を発見しました。

ベンガラ調の格子飾りや漆喰に映える注連飾りもいいですね～。

こちらは全体的にベンガラ調。吹屋の時も楽しみましたが、ベンガラの色が大好きです。

ここで文化の里休憩所のお姉さんが教えてくれた宇和民具館と開明学校跡に入るための受付に続く通路に入っていきます。

どうやら民具館が受付でパンと昭和という特別展もやっているようなので、こちらから先に見て行きましょうかね～。大人５００円也。

入ると反物に・・・

獅子舞のような牛鬼とシカがお目見え！ぼたもちはレプリカながら美味しそう。

お雛様は引田で見たような年季の入ったもの。

今やっている朝の連続TV小説「カムカムエヴリバディ」に出てくるようなラジオに映写機。

セピア色のレトロ写真。
みんな着物着てますねぇ！

あぁ・・・昭和な格好で撮ってみたい(笑)

昔のフィルムカメラ。ニコンやペンタックス、オリンパスペン・・・昔からあるんですなぁ！写ルンです！！懐かしい。しかも水中仕様なんてスゴイ！

ネガを入れる袋も懐かしいです。写真の焼き増しなんて、もう死語でしょうね！

さあ、モダンな中庭を見ながら・・・

一階の特別展「昭和とパン」に来ました。
当時のハイカラな朝食ってレモンティーとライ麦パン？にマーガリンを塗って食べる洋風なものだったのですね！

トースター（今でも使ってます。）にコッペパンの給食も昭和的。

純喫茶のモーニング。

ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!本命ロバのパン屋。色んなジャムやあんこ、クリームなど入った蒸しパンが美味しいですよね！昔は本物のロバが引いていたそうですが、力も強い馬にすぐ変わったようです。しかしロバのパン屋のネーミングはそのままで現代に至ります。私の時はもう車だったな～。

昭和の街のパン屋さんでは確かにこんな感じで入ってました。仁尾の伊藤製パンは今でもこんな感じ！

貴重な昔のテレビにお菓子の箱。

母親も持っていた足踏みミシンで民具館は締め。

思った以上に面白くて充実した施設でした。宇和町の皆さん侮ってスミマセン。

いよいよ本命の「開明学校」。
１８８２年（明治１５年）に建築され、現在四国では最も古い小学校校舎となっています。日本の伝統的木造建築の中に洋風のアプローチ型の窓をとりいれたモダン建築となっており、１９９７年（平成９年）には、国の重要文化財に指定されました。また、長野県松本市にある重要文化財「旧開智学校」と昭和62年に姉妹館提携しています。

前身は１８６９年（明治２年）に左氏珠山の門下生や町民の有志により建てられた私塾・申義堂で復元された内部が見られます。

こちらは展示物が一杯の開明学校内部。

二階に上がると・・・

教室がありました。一段高い教壇とはこんな感じなんですね～。

二階からの観る卯之町の風景もいいです。教会が目立ってますね！

あと半分のエリアは膨大な数の教科書の展示。

見入ってしまいました。

卯之町の町並みと資料館があまりに魅力的だったので長居してしまいましたが、いよいよメインの宇和島市まで向かいます。
車から見る「宇和島きさいやロードアーケード」。ここまで来ると宇和島市の中心地に来た感じがします。

中心地からそんなに遠くない場所に四国別格二十霊場・６番札所・龍光寺はあります。近くにはJR宇和島駅も見えました。
駐車場は無料ですが、何と参拝者は石段下の一定エリアに停めてくださいとのこと。街中なのでしょうがないのですかね？

石段を登っていくと道中では燃えるような赤に木が色づいてます。そんな石段サイドにはミニ四国霊場八十八ヵ所が開かれている模様。

八十六・志度寺、八十七・長尾寺と続き一番上、手前のお社。八栗寺のミニ遍路同様にここが結願・大窪寺でしょうか？

本堂。本尊は十一面観音。

大師堂。

鐘楼からの眺めもいい！

現存十二天守の一つ「宇和島城」。今回は遠景のみ。

この大師像前にある蓮台石の下には四国霊場と別格霊場も含めた１０８ヵ所の“お砂”が敷かれていて必ず念願が叶うとの事。
ここでは個人的なお願いもいいかもしれませんね！

納経所には女性の方がいて「マスクをしていなくてスミマセン」と例のごとく念珠📿の男珠（３００円）の６個目を頂きました。

ここで、また宿のある西予市まで戻りますが、宿は宇和海に面した海側で三瓶町になります。海沿いの道は狭いワインディングロード。着いた頃には１６時ごろで陽が傾きかけてました。

民宿の「seasideうわかい」。
楽天トラベルの口コミで海鮮創作料理が美味しくて豪華との情報にて今回チョイスしました。客層は釣り人やお遍路の方も多いそうです。朝夕食付きで７２００円税込。

全室オーシャンビューで新館との事でTVが今風に大きいです(笑)宇和海も美しい。

夕食は１８時半指定。
食堂まで行って食べますが、ゆっくり出てくるコースは魚料理を中心にワクワクするものばかり！マスク置きがまたカワイイ。

ヒラメも入った定番の刺身盛はもちろん！

煮物の小皿から鯛の特産ミカンソース仕立てのカルパッチョ。

鯛の身ほぐしとポテトのグラタンに何だったか？お洒落なカンパチの料理。

シメジとカンパチのパスタにアジのタルタル。

牡蠣のアヒージョにご飯、漬物。ヒラメの卵が入ったお吸い物、栽培されているのミカンで締め！

美味しくて豪華な食材の素晴らしい海鮮コース料理でした。明日も海鮮和食の朝ご飯があると思うとコスパがトップクラスの宿と言えるでしょう。

そんなこんなで卯之町がメインとなってしまった長～い、長い四国別格霊場日記にお付き合い下さり、ありがとうございます。
明日は大洲界隈にある２寺と松山の１寺にて帰路に就く予定です。