ええなあ恵那の旅　その16

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　ちょっと甘い物を食べて休憩していました、
という訳で旧中山道歩きを再開しましょう。
大井宿と恵那駅の発展について書かれていました。この辺りの中央本線はほぼ旧中山道に沿って敷かれていて離れすぎていなかったので、駅ができても旧街道沿いが寂れたりせず、駅前と旧大井宿と一体化して発展できたのでしょうね。


この辺りからは昭和感のある建物が増えてきましたよ、
ビルの壁面にかつては接して建っていたのであろう隣家のシルエットが残っています。

良い書体ですねえ、やはり昭和っぽい。


桝形が連続していた辺りの道はほぼ直線ばかりで構成されていましたが、この辺りは緩やかに曲がりくねっています。個人的にはこういう雰囲気の方が旧街道っぽさを感じますね。

もちろん昭和っぽい建物ばかりではなく旧街道沿いらしい木造の商家もあります、画像の左側にある家は改修されたスタイルに味がありますね。
何が良いと明確には言えないのですが、何だか良い佇まいの建物。特に画像左側の入口と、2階の窓格子が好みです♪
こちらの酒屋さんは建物だけでなく看板が素晴らしい、
横のシャッターに書かれているのもオーシャンウイスキーと大黒ブドー酒ですよ！
また隣が駐車場になって奥行きの長さが露わになった家、奥には立派な土蔵もあります。
かつての隣家シルエットが残る、比較的新しめの家。
やがて一際「濃い」雰囲気の一角が現れました、
その向かいには立派な門のある大きな旧家が。
やはり庄屋の家だった様です、

家屋も塀も全体的に黒っぽくて重厚感があります。
その横にはこんな石が立っていました、近くを流れる田違川の氾濫時には石の溝に板を差し込んで浸水を防いだのだとか。地下駅の出入口に備えられている止水板みたいですね。
この辺りで旧街道沿いの街並みは一旦途切れています、

その末端には小さなお堂があって、

目の前には川が流れています。これが先ほど書かれていた田違川ですね。
橋を渡ると道が急に広く立派になって、がらりと雰囲気が変わりましたよ。

マンホールのフタや標識からするとこの先も中山道なのでしょうが、ここからは旧街道らしさも一気に薄れてしまう様です。もう旧大井宿からも出ている様なので、ここらで今回の旧街道歩きも切り上げる事にしましょう。
目の前を中央本線が通っているので、

線路沿いに歩いて恵那駅に戻りました。
そして名古屋行きの列車に乗り込みます。さようなら恵那、これにて今回の旅も終了・・・ではありません。もうちょっとだけお付き合い下さいませ〜

つづく・・・
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