mixiユーザー(id:366862)

2021年04月23日19:59

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早めに書こうと思っても

ほんとに、文章って書いてないと書き方忘れるっていうか
「次に何を書こうか思いついていく」スピードが遅くて
筆が進まねえのすごいな
また金曜日になっちゃったわよ。


土曜日はゴーストハンター02,悪太郎氏GM。純然たる暴力が恐怖って言いながら殴りかかってくるの巻き。

人数が不安定な時に多人数でも少人数でもぬるっとやらせてもらえるイメージのあるゴーストハンターですが、
PLやらせてもらってる人は大体みんな持ちキャラがいるので、
場合によってはPCの種類に偏りが出ることもございます。

今回ミスティック(霊能者)が二人と、ディティクティブ・エクスプローラーが一人、

という
人数とクラス数の比率もさることながら
MPをイベント耐久力に割り当てる部分の多いこのゲームでのミスティックって、
特技にMPを消費するかどうか悩ましいことと、専門的な技術が少ない(というかホラーゲームにおいて霊能力となると一本でキャラ立ちできる)ことから、

誰でも取れる一般技能として武器戦闘技能あげがちだよねみたいな部分がちょっとあって、


魔術や心霊機械がない中、ディティクティブの大型拳銃と霊能力者のナギナタ2本という
ファイターとサムライがパーティ組んだみたいな感じで挑む回になりました。

いうてMP消費した調査やゴースト相手のボム攻撃なんかは全然霊能力に頼るところですけどもね。


今回は、家族ぐるみで異常な自殺をした男の家の調査から。
妻と子供二人を惨殺した挙句自分も自殺したという男がいるのですが、
遺体こそ警察が回収したものの、
そこの不動産を扱っている人物が、仲間と一緒にその家を引き払おうとしたら、
まずその家に入ろうとした段階でさっそく頸動脈を割かれてクルクル回りながら死亡したらしく、
それ以降建物に入る段階から何も手を付けられていないとのことで
早速調査に向かいます。

家の持ち主は、沿岸に倉庫をいくつか運営するそこそこのお金持ちのようで、
家族を愛してやまない人物だったそうなのですが……


うかがってみれば、異様に暗さを感じる家の中、なんだかハエの類の群生とおさかな系の悪臭がただよっており、
ちょっと調査の手を進めると、
まあお風呂場にでかいお魚の頭をいくつか重ねた儀式オブジェクトがおいてあり、
その前に三人分の(おそらく奥さんと子供二人の)心臓がささげてあります。

そのあたりで、どうも異次元界めいたところからくる、影の中を自在に出入りする、尾に刃物のついたクロヒョウ的な怪物が二匹(モギィーといいます)、PCたちの背後に忍び寄っており
もうさっそく戦闘。このおうちという空間がもはや通常の空間じゃないことを見せつけてくれます。


少し前はこれにかなり苦労した覚えもあるのですが、ナギナタも大口径拳銃も複数回攻撃を可能にできる程度の成長を見せているPCたちは難なく切り抜けます。

しかしゴーストハンターはホラー。問題の解決は敵の退去ではない。


建物を出たところで、不動産に限らないこの辺の経済の一部を牛耳ってる伊達男に会います。
イタリア出身ぽいこの人は、兄が裏社会、自分が表社会という担当でこの町に進出してきた兄弟だというのですが、
すでにファミリーが怪奇現象に見舞われているらしく、PCたちのようなものを探していたんだとか。
むぅ……外様のマフィアの仕事始めちゃうとあとが怖いけれど……


PCたちに話せることがあるから、と彼は我々をディナーに呼んでくれるので、
なんかハエまみれとかの状態を一度きれいにしたうえ、
心当たりをちょっとたどってから
――魔術師が今回PCにいないので、コネクションにある魔術師のうち”悪の魔術結社「闇の翼」にいる友人”に質問をしてみたり。くだんの儀式、「異世界」とつながるそうで、何かを呼んだのは間違いないだろうと。
他、警察組織からは、ごく怪奇な殺人事件の目撃情報が入っており、イタリアマフィアの構成員二人が「黒い人影」に殺害され他話など聞き及びます。
じゃあ、
組織抗争の話がありうるのかとチェックすれば、
地元のアメリカマフィアの人は確かに外来組織の進出を嫌がっており、この地区の親分は「闇の翼」に加担をしてもいると……。


この辺の話をもったり持ってない振りしたりしながら、イタリア実業家兄弟の「表のほう」である弟さんとのディナーに伺うのですが、
なんでも、
今回の家の所持者は彼ら兄弟のカジノで一気に身を持ち崩してしまった人で、
本来そっちに持っていく予定のない人だったそうなのですが、
赤い宝石のカフスをした男にカードではめ殺されていき精神をおかしくしていったと……
(さっき話を聞いた友達の特徴)


つまり、
この地区の土着の親分が悪魔崇拝組織「闇の翼」の力を借りて、イタリアマフィアの抱えてた客の精神と経済をダメにすることで攻撃心を発生させたうえで、
異次元に住む「殺人の神」とコンタクトを取らせることで
イタリアマフィアを全く足をつけずに全滅させてやろう
という手回しだったのだろう、

と実行犯ぽい「友人」に言いに行ってみれば、だいたいドンピシャ。
召喚者の進退についてはもう終わった仕事ということになるのでしょうが、
問題は「呼ばれたもの」。召喚された「ナニカ」は、いまだにイタリアマフィアのボスたちを狙っているはず。
順番に、徐々にターゲットを近親に寄せつつ犠牲者を増やしていかれそうです。

じゃあ何が呼ばれたのか。
「殺人の神」カインが送ってくるサーヴァントですから、「殺人者」です。

うん、殺人鬼コミュニティの集う殺人鬼ホテルで大冒険した思い出がよみがえりますね。
犯行としては「キングスベリー・ランの屠殺者候補」さんが近い技を見せていた気もしますが、
今回は名のある誰かというより、一般化された「座」が呼ばれたようなので
シルエットしか見えない「殺人鬼」としか言いようのないヤツです。


単にこれを迎え撃つというのは本当に至難。
誰かをおとりにするしかないですが、初手の奇襲を防ぐ方法が多分ありません(そういう存在)。

ので、何とか攻め手に回れないかと、
今回の召喚者ゆかりの、儀式そのものに関係しそうなスポットをもう少し調べてみると、
湖水地方のほうに別荘をまた買っていたらしく、
そちらのほうで目撃された時もちょっと様子がおかしかったというお話。


都市のほうの家ではもうこれ以上見つかるものはないと明確にGMに言われたこともあり、ちょっと時間かかるけどそっちに行ってみよう(なやんだけど、次に狙われかねない弟さんにもついてきてもらう)ということになり、

たどり着いてみたら、「殺人鬼ホテル」の回に紛れていたMITの学生たち(サブカルに染まって殺人鬼を信奉しようとしてるコたち)と遭遇。
目の前の「別荘」に、確かに「KP(キリングポイント・殺人鬼のパワー)」が多量にたまってるとか。
それが異常な数値を示していて、調査には来たんだけど踏み込めないでいるとか。
そ、そうかい。
まあ、ある程度の信頼はおけます。少なくとも空振りってことはなさそうだ。


でも、うちの霊能者二人は「ここには強力な悪のエネルギーを感じる」「ここには強いエネルギーがあるが決して悪ではない」と意見を二つに分けます(GMのマスクロールがおそらく成功とファンブルの両極端になった)

しかして、入ろうとした瞬間に、確かに「見た目以上の暗さ」を感じることになります。
そりゃ締め切られてる、明かりもついてない、というところはありますが、
それを上回って異様に「暗い」。


そうです、
「殺人鬼」は、「ひそめる場所があれば奇襲ができる」。「死角があるとそこから攻撃してくる」。
そういう「能力」がある。やられた覚えがあります。
この家は、いま「そういうスポット」です。

とりあえず、明かりをつけたり窓を開けたりしてそういう「場所」を減らしていくんですが、
ダイニングでは、心臓を抜かれた管理責任者の死体が寝そべっていたかと思うと、
長い爪をはやし、恐るべき速さと膂力で襲い掛かってくる……
(神秘学を持った霊能者二人が失敗したりファンブルしたりする)
「ゾ、ゾンビ(HP一桁、防護点1の初期モンスター)だーーー!!」

ゾンビではない分析力、ゾンビではない敏捷力で襲い掛かる多分イービルデッドだと思しいゾンビは、
恐怖判定などでも普通にこちらを停止させてきて(出目が悪かった)一瞬我々を手玉に取りかけます。


その他、地下から沸き上がってくる強い霊気にまた霊能力者たちが反応するので、
二階に上がる前にキッチン下のセラーに行ってみます。

その壁に、一部塗り込めたようなあとを(NPCが)気づくことに成功し、
ボカボカ穴をあけてみると、出てくるのはなんと墓標。
かなり古いもののようで、女性の名前が刻まれています。
途端、ラップ音、老婆の声、宙を舞い始める食料缶。

この霊気に強い悪意を感じ取った霊能力者と、我々に単に警告を発しようとしている善霊だという霊能力者で意見がまっぷたつに別れるのですが、
悪意を感じた方がディティクティブと一緒に恐怖に怯えて動けなくなっちゃったので、
その隙に今一方は…相手を善と信じて30パーセントくらいの魅力判定で会話を試み始めます。
殴られながら。
だ、だいじょぶか!?

とも思いましたが、こっちの方が正解。
いや、まあ、ベタベタなラップ音のほか、それほど強烈な圧をかけてくる霊が、缶飛ばしてくる程度の驚異というのは実際アレでしたが。
かなり自我のある霊で、交渉に入れるようなので、お話聞かせてもらえます。

彼女は元々ここに暮らしていた「本物の魔女」。責められて「そうなった」、狩られた魔女ならともかく、
アメリカに「本物」の賢女が渡ってきているのにちょっとびっくりしましたが、
20年代のアメリカ人PCがそれをわかってるような感想をもつのは不自然だっかもしらん。
分析力2だし。


彼女もたぶんに漏れず狩られたそうですが(セイラム魔女裁判には言及してました。その頃のヒトなのかな、1692年とかの事件ですね)、
「封じられた」関係もあってここから動けずにいたところ、
「蓋」のようになっていた建物に誰かが入居してきたし、
最近になって異次元の勢力に地上階を占拠されて困ってたとか。

この際、二階の「闇」の強さたるや、まともにヒトが活動できる状態じゃないそうで、
彼女特性の「護符」がないとまずいとのこと。
しかし、個人としては狩られた上に封印された魔女な訳で、
この家のなかにそうしたものが残っているわけもなく、
地域資料館とかに見つけにいくより他ないそうです。
あぶねえ、
先に二階にいってたらえらい目に遭うとこだった。
精神に余裕がなくなってきてるので(狂気判定の失敗が多い)あまり寄り道せずボスまでいっちゃうかみたいな気配もちょっとあったんですがせんでよかった。

着いてきてくれたNPCの伊達男が資料館と交渉してたくさん護符見つけてくれたので、
改めて二階へ。
その護符をもってしてもなお通行を阻もうとする、実体のない黒いモヤモヤが我々の前に立ちはだかr
霊能力者「ゾンビだー!!(また神秘学に失敗したりファンぶったり)」

さすがにさっきのイービルデッドっぽいゾンビとも違うしデッドリースポーン(違う)かなんかだろうということに落ち着きましたが
非実体攻撃もだいぶん揃ってきている我々、超自然能力によってパラメータを低下させてこようみたいな恐ろしい攻撃(絶対デッドリースポーンではない)も回数撃たせる前に撃退することに成功します。
1の敏捷力をゼロにされてたらどうにかなっちゃってたPCもいるので結構怖かった。



ボスはその奥。
家族の寝室。
殺人の神の神具である「ナイフ」とともに、やはりなにかのドクロみたいなもんを重ねたオブジェが置いており、その暗闇のなかに、「よく姿の見えないもの」が立ち上がって、ナイフを持ち、こちらに歩を進めてきます。

しかして、なにしろ「殺人の神」の召喚物。
「殺さないと殺せない(ダメージが蓄積した結果死ぬ、は現象として起きない=即死ダメージ以外通らない)」とか、
殺人そのものへの恐怖を誘発して敵対行動をしにくくなる自バフをかけるとか
強力な三回攻撃ないし回避困難な2回攻撃からの毒ダメージとか
いろいろヤバイ能力てんこ盛りです。
いやまさに猫福さんがシナリオ前に予言したゴーストハンターのイメージの権化みたいな生き物だわ。
純然たる暴力が恐怖って言いながら……
んーいや「暴力」はカイン的にはだめなんだっけ?


しかし、今回はこちらも「異世界生物」が相手とわかってきているので、
霊能力・エクソシズムで一発送還可能といった情報や、
ないしそれに相当する心霊科学弾頭を超科学者のコネからもらってきており、
加えて
ダブルナギナタ+ディティクティブの脳筋パーティ!
やったらあ!



・ます恐怖判定の失敗がかさんだので正気に戻る
・部屋の儀式オブジェクトを破壊し、敵がこの世界に存在できてる根拠を弱める
・ナイフを撃ってみると召喚者の亡霊がとりついていることがわかる
・この亡霊が召喚物を守護し、送還系の手段を撥ね付けてくるっぽい
・これを霊能力で消すないしナイフ破壊して追い出す
・しかるのちに、送還系の技術が通るようになった召喚物にその手の攻撃をたたきこむ

という順番で……
じゅんばん……

(判定失敗や相手の抵抗製鋼などがかさみ、あと一発が3ターンくらい通らない長期戦になる)


硬かった。

GMの調整ミスだそうで、いつもよりAが手札に多かったため全回復を3回くらい発生させられたんですが、
逆に言うとAを判定クリティカルに回すスキがとうとうなかったということであり、
調整ミスとはいったいみたいな感じではあります。



というわけで、
いうなれば「超常存在を使役して商売敵を殺す呪い」、呪殺の儀式の形をしていた召喚のプロセスが敗れたため、
今回の主犯であっただろう地元マフィアの黒魔術師がどっかと億で謎の死を迎えるところでEND。
シチリアマフィアとコネクションがつながっちゃうのちょっと良くないかもしれないけど
縁はできちゃったわねー。


さて、
日記を手に付けられるようになる前にまたセッションが難しい世相になってきました。
次の土曜日だけやってあとまたしばらく間があくべなー。

イースか、ええと、……うん、14か月前だね。ダンジョンだけハックして戦闘直前で止まってるやつだ。
まさかこんなに止まるとは……というセッションほかにもいっぱいあるけど。
むーん。
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