単なる記録についてはスマホのカメラで必要十分なレベルまで技術は進歩した。
写真誌はある程度技術を習得した段階で目にするのを止めた。新製品のレビューも実際に手に取って使ってみると随分と印象が違っていたのにも不信感の一つであったし、投稿作品に対する講評も納得が今一ついかなかった。
むしろごく小さなマーケットの中でここまで頑張ったものだという気がしてならないのと、テクノロジーの進化に付いていけなかったというのが本音だろう。
毎年々々同じ編集内容でテーマも変り映えしない中では読者離れも至極当然であろう。
とはいえスマホのカメラで表現できない世界があるのも事実。媒体はどうあれカメラとその愛好者、そしてメーカーをサポートする新たな専門誌の登場が待たれるところだ。
個人的には世が変われど使い慣れた中版カメラや35mm、使い慣れたデジタル一眼を手放す気にはなれない。
時代遅れの写真誌が一誌消えたところで痛くもかゆくもない。陳腐な内容で生きながらえること自体不自然なことだ。
今や一億総カメラマン時代。時代の隅に追いやられた一眼レフカメラにしか表現できない世界と感性があるはず。それを信じたい。
■日本カメラが休刊「出版を継続することが困難」 通巻964号、アマチュア写真家とともに73年
(BIGLOBEニュース - 04月15日 14:23)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=258&from=diary&id=6484758
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