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2020年12月04日18:21

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はー年内にキャンペーン一つ決着ついた

再自粛まじめに考えたい時世だからなあ
なんとか終わったことをどうとらえるもんか。

土曜日はボドゲ。
日曜日はBoA3、私GM。お祭りめいたオールスターだったの巻き。


ボドゲは結構いろいろ手を出した覚えがありますが
なんだっけ

ステータス・可惜夜・ドラゴンダッシュ・ウィキッドフォレスト・ナンジャモンジャ・サフラニート・人狼コロシアム
とかだったかな……?

可惜夜はメインルールはUNOなのに呼吸がマージャンなの不思議で何セットかやってしまっていましたね。
イヌカレーの魔女のゲームも立ち回り覚えてから戦術的に他人をつぶしていくゲームな気がするので一回ではやり味感じにくいかも。この時はチキンレースだけど親の時は「魔女が出そうな札」を選んでめくれはするのよねあれ。


私のBoAは,何とか年内にキャンペーンを終了することを優先させて開催しちゃった。
ソシャゲフォギア本編+ドキドキ文芸部の後始末、ですね。

実は(実はってなんだ)今回のキャンペーン、メインの内容について、ドラマ部分の濃さはそれほどありません。

なにしろ、ソシャゲフォギアの本編は、「シンフォギアの多重世界でやって来た話を総まとめする」話なんで、
ブレカナに持ってこれるのは敵だけ。
総まとめされる「今までのシナリオ」は、こちらがこれまでやって来たやつをたちあげてこないといけません。
その数自体は多いのですが、
言っちゃえば「このキャンペーンのための」事件として最初から作ってるわけはないので、
構想がひとつにまとまるようなドラマ性よりは、
これまでの出会いを、クリア手段として自主的にPLに立ち上げてもらうというゲーム性として価値付けすることになります。

とすると、
調査やNPC人員募集以外のドラマをどうするってえと
ベアトリーチェポジのDDLC モニカをどうするかに終始することになります。

助かるよモニカ…。


というわけで、
何となくやることは2パート。

・いずれの復活を魔神たちに望まれている、魔神皇帝シャハスに、虚ろの権能を追加しようとメローディアが画策しているので、
この術式や儀式を妨害する方法を探す

・抽象概念に近い虚ろの力を操作する儀式に必要な「巫女」として、「情報の羅列にすぎないものが魂を持った」DDLCモニカが起用されているので、彼女のモチベーションにアプローチしておく


の2ツリー。


虚ろの方は、「蛇が世界を破壊する」類いの「想像の実現」を何シナリオかかけて行ってきてるので、
虚ろに「蛇」の姿を与えるために、
中規模召喚した「虚」の回りを膨大な「闇」で囲み、空白にすぎない虚に擬似的に形を与え、闇を操作する力と意思でもって「魔神」の一柱であると定義付けてしまうということが最早原蛇派の連中には可能となっているのですが、

PCたちとしても、知識としては「闇」が「虚」を遠ざける手段であるという魔学的構造は知れているので、
原理的にはやはり膨大な「闇」をあつめ、原蛇派の儀式に上書きできるようにぶつける、
という作業が必要ということになります。

闇の力をPCが積極的に使うって、ブレカナとしてどうなの?
ということではありますが、

じゃあ「元力:闇」ってのは使っちゃいけない力なの?
ということです。

別に、世界観的にこれらが「別」ということはありません。
じゃあ、普段から「闇に落ちるな」って言われるゲーム内倫理とどう折り合いつけるかということですが

この際、逆にシンフォギアから輸入できる概念はあります。
「悪意」です。

闇と悪は、よく似ていたり、近い立場にあるときはありますが、
イコールではない。
闇を邪悪なものに「する」ものとして、
真教の未定義領域として「悪意」を新規設定する。

これが、
「モニカが必要な理由」にできるわけです。

DDLCが、モニカのクラッキング「ごとき」で、狙ったように凄惨な物語に一直線になったのはなぜだ?

外患に荒らされている領地を、
かつての死した領主が再来し、救おうとするときに「串刺し処刑」という凄惨な自体を誰もが想像したのは?

帝国のスパイが新派領にいるという噂が、大規模なテロへの不安に変身したのは?

「闇の竜が復活すれば、世界が滅び、罰が下る」という不安は、本当に自罰意識だけがもとだろうか?
「自分以外の悪の滅び」を、望まぬひとはどれほどいるだろう?


この、育てた「悪意」を、原蛇派が「闇」に適用すれば、世界を滅ぼす蛇を呼べる。


では、「悪意を適用していない闇」を、それも莫大に見つけることができれば、対抗手段にできるのではないか。


イグナイトモジュールがまだ機能する、みたいな話ですね。

幸いというのではないですが。

・シンフォギア一期→二期シナリオで、「名前のない闇から“世界の救済”を召喚する」ことを目論んだフィーネさんとの戦いと、
「世界の闇を食いつくす、やはり闇の怪物を召喚する」というのをウェル博士とマリアさんがやらかすシナリオは通過しており、
ウェル博士は闇と半分同化しながら封印状態、マリアさんはPC級として稼働しているので、
「召喚される闇を制御する」術式を用意する

・シンフォギア4期シナリオで、アダム局長ポジで「世界最初の殺戮者」を復活してもらったところを、「殺戮者の魂が砕かれて行く先」である闇に送り返し、その後のその闇の流れをPCと錬金術師たちで監督するという経過があったので、再び限定的に局長を召喚し、「闇」の流れを集めて用いる協力をさせる

・シンフォギア三期シナリオで、世界の光と闇を解剖し、虚のむこうの真理に至ろうとしたキャロルもPC級として稼働しており、
「悪意ある闇」「悪意なき闇」「召喚される虚」の区別解剖はお手の物

ときている。


おお、ちゃんとシンフォギアできてる。

加えて
・人々の「夢」をある種の統一言語として扱い、これを通して「悪意」の共通項をまとめ、「世界を呑む蛇」の夢を実現するというのが敵の基本的な術式なので、
「夢の世界を繋げる」技術者として、
帽子世界シナリオのメル様に知識を借り、

・「向こうの世界」とのトンネルの開発者、、虚の申し子として、ざくざくアクターズシナリオのシノブさんに力を借り、


といった有り様。

おっいいぞ。お祭りめいたオールスター感だ。
DDLC もあるわけだしな。


このそれぞれに東方の要素をねじ込んできてもいるので
その辺で手を伸ばしていただいて
今回ばかりは手を結ばないといけないオクルス陣営ともちょっと連携して

それだけあつめて、いったいナニと戦うのか?

というわけで、今回はボスを16体(“蛇”の頭8体プラス、各頭に“巫女”ひとりずつ)用意しましたので、
集めた戦力を頭に割り振ったり、割り振らずに奇跡要因として使ったりしてね!
自分たちがどの頭を倒すかはえらんで!
複数の頭を一度に相手するなら、巫女は(神降ろしの“イメージング”に競合をおこすので)シーン枚に一人しか登場しませんよ(相手しなくてもいいよ)
という感じ。

PL「もう何人か味方呼べれば、メイン以外の頭全部倒してもらえるなあ…。でもそうすると奇跡支援もらえなくなるんだよね」
GM「敵の魔印の総数は変わらないから、奇跡を増やす数には注意してね」
PL「これ呼んだやつ全員奇跡要員にすると、奇跡40枚以上になる?」
GM「あっごめんすごいガバだわ、奇跡としてつかうなら、呼んだ人一人につき一枚とさせてください…」

さて、
それだけ出てくる巫女とはなにかというと

私のPCや今まで登場したヒロインたちのバッドエンドイフ個体たちが主。
誰かの“夢”のなかの、もう一人の彼ら彼女らです。


じゃあ、
その筆頭であるモニカは?


さてこちらを対個人ドラマの中核にしていきたい。

「みんなの夢」を「聞き取る」というかたちで恣意的に「世界が滅ぶ夢」というか「暮らしが崩れる夢」を広めていた彼女は、
しかし、どういうモチベーションかというと、

”自分以外の人間の実情”と”自分の夢”を比べた時、
”自分の夢”を多くの人が優先するという絶望に中てられており、、

すなわち、
「モニカの絶望」と「文字の羅列に過ぎない他ヒロインに対して”読者”が読み取った夢」を比べて
多くの読者がどうしても後者をとってしまうこと、

転じて、
「読者たちにとってのDDLC世界」に対し、
モニカ本人が「夢見た外の世界」をとってしまったこと、


この一人称と二人称の間に横たわる深い溝の実感による葛藤を持ったまま
現実世界に顕界してもらっており、


そうであるために、結局せっかく出てきた現実世界でも、
共通人称視点というものが存在しない
……つまり、少し前のシンフォギア5期シナリオによる「統一言語の否定」という結果によって
「他の人と同じものが見えない」「自分と同じものを見てもらえない」ことが
小説世界と変わらないということから、


さらなる「外の世界」、「神」ならば自分を見てくれているはずという真教的解釈による絶対三人称、「第三の目」を求めて(元ネタこじつけ)、
積極的に人々の悪意に「便乗」し、蛇の巫女をやっていこうとしている




というのは、「モニカのすべてではありません」。


そもそも二次元生物が、夢見た三次元空間に出てくるというのは
それだけでも正気度が下がろうという現象ではあり、

彼女に「体」を与えた(性格の悪い)聖痕者NPCも
ひとまず彼女を眠らせ、

現実の人間になった以上発生する「夢の中の彼女」にお出ましいただいて、
夢を通して間接的に現実世界に触れてもらうという形にすることで、


活動しているのをバッドエンドモニカにするということがね、できるわけで。



これ、
もし本人が起きたら。

「夢の中の自分は、自分を殺して体を奪い、現実に出てくることを悲願としている」
という自キャンペーンの法則に従って、
きっとあらためてモニカを殺してしまうでしょう……



といいながら、
夢の中で邂逅するところにPCも同席限りにおいては、
とりあえずそのあたりの主張も踏まえ、会話することだって可能です。
現実のモニカと、夢のモニカと。



でも。
「現世に出てきた」からには、バッドエンドモニカといえどもモニカの主張の一部を忠実にこなしていることに変わりはない。


現世に出られた喜びと、現世に失望したあきらめと、
別れてしまったモニカの可能性の、どちらを残すのか、消すのか。



とりあえず蛇の首は5本ほどNPCに任せ、
PCは3本一気食い+巫女はモニカ一人、
という敵パーティと戦うことになります。



とはいえ。

たくさん募った解決法のおかげで、
殴って倒せれば召喚拒否、倒せなければ召喚成功、と
この喧嘩の成果によってわかりやすく事態を解決はできる状態であり、
その中で、「夢モニカを倒す必要があるのか?」というのは怪しいところ。

実際、彼女は攻撃行動をとっては来るのですが、
通らば死で高名なBoA3の戦闘、逆に言えば攻撃は基本的に全防御できるかどうかの瀬戸際ばかりなので、
つまり「モニカの攻撃をきちんと防御できるなら、倒さないといけない理由は著しく減る」のであります。


∵封印∵の正位置などを積極的に使い、敵HPを激増させている魔印の効果などを全部打ち消すなどして
蛇の頭に対して一気にがん攻め。
夢モニカも負けじと攻撃魔印をもりもり用いてPCの奇跡を目減りさせていきますが


蛇の頭が倒されても、夢モニカは降参せず。PCはこれを倒さなければならないのか、というところですが

とどめを刺してくれた(DDLC本編シナリオの時にまっとうな喧嘩できなかったんでね)PCに、
夢モニカは今回の「虚ろの蛇」召喚の最終作業が、

「PCの奇跡を減らし切ったところで、【転生の印】を虚ろの蛇に打つ」ことで、
虚ろの力を「メローディアの眷属にする」ことだと教えてくれます。

殺す瞬間は、私を見てくれているからね。


さあ、ターンの終わりに∵封印∵が解けたところで奇跡合戦。
【転生の印】だけは∵天真∵か∵不可知∵か、それ相当の奇跡で消したいところですが、
【犠牲の印】とかいう紛らわしい奇跡も含めて蛇の首のHPを回復する流れをしかし許しつつ、
なんとかギリギリ、対象の魔印だけは使わせないことに成功します。


最後にちらっとだけメローディアさんにお出ましいただいて、もうちょっとだった口惜しさと一緒に、

「まだ何物にもなっていない」夢のかけらがあふれているこの夢空間の発見と、
何物でもなかった自分たちが神によって役目を与えられたころに思いをはせるようなことを言ってもらって、


……

事件は解決ですが、
ここまで来てまだ「事件」と「ドラマ」の乖離は収まっていません。


眠らされていた本物のモニカは、夢を通してですが「今回初めて」外の世界に触れ、世界の尊さと感触にいちいち感動してみたりするのですが、
自分の中に「外の世界の人たちが自分を見てくれていたわけではない」ことへの駄々があることも理解はしており、
「夢モニカ」か自分の可能性の一つであったことは承知しています。
そして、そんな「自分」を、人々に二度までも「否定」されてしまったことも!

……とはいえ、PCたちは彼女を攻撃しようとはせず、「対等に戦う姿勢」を「夢モニカ」のほうから望むまで手も出しませんでした。

その一部始終だって見ています。


そして、本人が起きた今、
倒されてしまった夢モニカが、


……名前のない、「ゆめのかたまり」になってしまったことも。

でも、待ってください。

ゆめのかたまりに、「誰かが夢を見る」ことで、
このキャンペーンでは「悪夢が実現」していました。
そこに悪意があるなら、このゆめはまたいつか誰かを害したり、取って代わったりしようとするのでしょう。



けれど、
モニカは、「なにもない」ところから生まれました。
隣にいる友人たちは文字の羅列で、「物語に沿って主人公を奪おうとすることを義務付けられた」子たちでした。
モニカはそれが悲しかったはずで、いやだったはずです。

PCは、
最初「モニカを夢の中にもう一人復活させるべきか」悩んでいましたが、

最初から「現実世界にはいない」けれど、みんなが「夢見た」人物たちを、知っているはずです。



……このエンドにしちゃうとモニカPC化しにくい(サヨリとユリとナツキを召喚魔法で呼ぶビルドにしにくい)ので
どうしようかなと思ったけど
あの三人娘に「悪のない魂が宿った」のなら、それは読み手にとってもモニカにとっても夢だったはず……
という流れはやっぱりどうしても実現させたくなったところもあり、

残りの三人も、「夢の実現」という今回の事件の最後の残り香で
現世に姿をあらわす、ということでキャンペーンを終えることができました。
ひとまずは、「幸せなDDLC」という夢がかなう形で、
ドラマパートも決着。

彼女たちのパラメータをバグらせるものは、もう……
いや、果たしてもういないだろうか?

プロジェクトリビティーナが動き始めるようなことがあったらユリッペルートが起きるかもしれませんが
どうかな!


とにかく年内にキャンペーン終えられてよかった。
ちょっとこっからまたウイルスとの付き合い方を考えんといかん気はしている。
一番増えてた頃から計算すると、今週の都の感染者数は700いってるはずだったので
検査数との兼ね合いも難しいところながら、500人台でとどまっている現状をチェックするだに
ちゃんとこのブレーキに乗っかるべきかなみたいなことを考えているのですが……さて。
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