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2020年07月15日10:17

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封じ手でミス?

子どもの頃にやったから駒の進め方くらいは覚えているけど、将棋のことなんか何もわからない。藤井聡太7段が「中年の星」木村王位に挑戦した第2局で初めて「封じ手」を体験。要は、戦いは中断するけど次の一手はこう決めていますよ、ということを立会人と会場に書面で証拠を渡すものらしい。「それは禁じ手だろ」という言葉は我々もたまに使うが、封じ手はもっと深い意味がありそうだ。

で、初めての封じ手をやった藤井7段だが、封書を木村王位に渡したら何とまさかの差し戻し。封書には割り印のように署名する決まりがあり、木村王位が間違いをていねいに教えてくれたのだとか。いまAIを超越すると噂の藤井7段がこんなところでミスるとは・・・・意外というか、アナログには弱いのかなと逆に微笑ましい気分になった。でも、これにも裏話があり、藤井7段の師匠の杉本8段が署名のタイミングを誤って教えたようだ。本人がテレビで話していたから、確かな情報だろう。

通常は立会人と会場の金庫に収める2通の封じ手だが、この場面では3通になった。木村王位の提案でもう1通を追加し、これを「令和2年7月豪雨」の被災地へ支援するチャリティにすることにしたのだ。こういうところまで気が回る王位は、さすがに「中年の星」である(勝負には負けたが)。藤井7段の話題性を考えれば、おそらく信じられないようなチャリティになりそう。将棋界が社会貢献をアピールする絶好のチャンスになること間違いない。将棋のことはわからなくても、2人の対局は素人にも勉強になることがありそうだ。

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