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2020年03月16日10:42

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FM「今日は一日・ビオラ三昧」その1

先月2月24日(祝)午後、NHK|FMで「今日は一日“ビオラ”三昧」という番組が約6時間半放送されました。当日、私は郡山へ出張で、カーラジオで1時間ぐらいしか聴けませんでした。出演者のトークのおもしろさに、全部、聴けなかったことを非常に残念に思っていました。ところが、この番組がクラシックマニアで好評だったようで、NHKの「ネット聞き逃しサービス」で期間限定(3/9に終了)で聴くことができることを知りました。やった〜(^_^)vという感じでした。

ちなみに出演者は、片山杜秀氏(音楽評論家)、須田祥子氏(東京フィル首席ビオラ奏者)、SDA48(ビオラ演奏集団)、司会は武内陶子アナ。片山氏は博学で有名です。そして東フィルの須田女史の歯に衣着せぬ男前トークが抱腹絶倒でした。

ヴィオラという楽器は、弦楽器の二大スターであるバイオリンとチェロにはさまれてします。中音域を担うビオラは地味な存在です。実際、メロディを奏でるヴァイオリンやチェロに対して、それらを引き立てる刻みばかり。ビオラが主役になる作品って、本当に少ないです。そんな中、ビオラの魅力を再発見するという6.5時間でした。

全体の構成は以下のようなもの。
・ビオラを徹底解剖
・ビオラ演奏家の系譜
・ビオラ・レジェンド今井信子氏のインタビュー
・話題のビオラ演奏集団SDA48のライブ

須田女史の番組冒頭の発言、「昨年、即位した天皇陛下はビオラをお弾きになる。つまり相撲が国技というのなら、ビオラは国楽器(こくがっき)に出世したと言える!」で、この放送を聴いていた方々は心を鷲掴みにされたはずw。

番組中にSDA48によってライブ演奏されたブルッフ作曲のロマンス作品85は、もともとビオラと管弦楽のための曲ですが、放送ではヴィオラ独奏+7人のヴィオラ・アンサンブル用に編曲されたものとなっていました。演奏もすばらしいかったし、編曲もよかった。武内アナは、「白雪姫と七人の小人たち」のよう〜と実況してたw。SDAというのは「須田」に由来していて、トップを総選挙で決めているらしい。須田女史の君臨ぶりがよく分かる。
不勉強な私、ビオラのためのこのような佳曲があるとは知らなかった。you_tubeにビオラと管弦楽版の動画があったので貼ります。
(つづく)

https://www.youtube.com/watch?v=24El_Q3BdLU


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