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2020年03月15日19:05

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続々、無聊の慰め「坐禅と蕎麦と念仏と」

 朝から興聖寺へ出向いたのだが、今日は私奴と同じくヒマを持て余している女房殿も同行(私奴が座っている間は、塔の島をひとり吟行をするのだとか)。
寺では「本日の坐禅会は休止」と貼紙がでていたが、「まあ、折角ですからご自由に坐って帰られても結構ですよ」と声がかかったので、いつも通りに僧堂に出向いて一時間ほど坐った。僧堂には4、5人だったので、普段の1/5程度の混雑か(無論、常時無言なのでウイルス云々の心配は皆無)

 坐り終えて女房殿と門前で落ち合うと、「ついでに、琵琶湖岸を気晴らしドライブへ」と御下知を賜った。宇治川沿いにはしり、南郷洗堰・膳所・浜大津を通りぬけ、唐崎辺りまで来て「そうだ、比叡山麓の坂本へ行こう。坂本の鶴喜蕎麦屋で腹ごしらえだあ」と。
既にお店の前には大勢の人がつめかけていた。なんとか12時少し前に滑り込んだので、さほどの待ち行列に悩まされずに鴨なんばん蕎麦にありつけた。

 蕎麦を堪能した後は、いま少し足を伸ばして、天台真盛宗総本山 西教寺へ。10年ぶり位の再訪だ、その昔に訪問した際には訪ねる人も少なくひっそりとした本堂にそっと入ると薄暗い堂内には何処からともなく低い読経が流れていて、強い印象を受けた覚えがあった。
が、今日の訪問では、大勢の人が訪ね来っているのに驚いた。どうやら、NHK大河ドラマが明智光秀を取り上げているかららしい(この寺は、信長に焼かれていたのだが、坂本城主だった明智光秀の寺復興援助をうけていたらしく、境内に光秀と明智一族の墓があった)。
おまけに、なにやらTV時代劇のロケもやっていて、侍装束の連中や撮影スタッフがウロウロしていて、賑やか過ぎた。「ほらあの人、有名な俳優さん。ほらShall we dance?に出ていた人」と女房殿が教えてくれたが、二人とも名前が思い出せなかった。
家に帰って、先ほどネット検索したら、竹中直人だった。二人とも、立派な後期高齢者だあ!

写真左:興聖寺。もう梅の花が終り、椿が咲きそろった。
写真中央:比叡山麓の坂本になる鶴喜屋本店
写真右:天台真盛宗総本山 西教寺と境内にある明智光秀と一族の墓。
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