mixiユーザー(id:39118381)

2020年03月11日21:28

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オープンベアリング

また、次の古〜いラジコンをバラしはじめる。
心臓部と言える、ギアボックスを開けて唖然とする。

軸まで一体成型のナイロン製ギアを、ブラスメタルで保持してやがる。
こんなアホな事したら、速攻で摩耗するぞ… ナイロン軸のほうが。
なんつー設計しとるんだ、コラ。

しかもこのブラスメタル、素材が何かヘン。
フランジ部分が、いとも簡単に崩れてボロボロと崩壊してしまう。
密閉ギアボックスで金属片がカラカラと飛び散ったら
どんな悲惨な結果になるか、予想できてしまう。
なんつー素材選びをしとるんだ、コラコラ。

極めつけが… リアデフ保持のボールベアリングが、オープン仕様。
両面ともにシールが全く無い、オープンベアリング。

いくら密閉ギアボックスの中とはいえ、砂ボコリ上等のオフロードバギーで
オープンベアリングを使うとは… 神経を疑う。
砂が噛んだら一発でロックしてしまう。
なんつー部品選びをしとるんだ、コラーーーーッ!


通常だと、オープンベアリングは完全密閉されたケース内で
作動油や潤滑油に浸された中で使うタイプ。
フツーの人は、まずお目にかからないハズ。

通常は金属やゴムのシールドで覆われたタイプが使われます。
ゴムシール式は、インナーに触れて防塵性重視の「接触式」と
触れてなくて回転抵抗削減型の「非接触型」があります。
(金属シールドは非接触型)

バイクや車の場合、エンジンやミッション内部はオープンで
外に露出するホイールベアリングは接触型ゴムシール式といった
使い分けがされています。
ラジコンカーだと駆動ロス削減で金属の非接触型、
防塵性とメンテサイクル重視で接触型ゴムシールと使い分けられています。

もちろん、崩壊するウンコメタルはボールベアリングに、
オープンベアリングは金属シールドベアリングに置き換えます。
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