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2020年02月10日20:39

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奈良のお参りへ 4 (鬼の宿)

『鬼の宿』の神事は
節分前日、2日午後7時から。
この神事は
天河さんならではです。

『吉野大峯・高野観光圏』
というこの地域の案内を
されているHPで
わかりやすく説明されていたので
使わせていただきます。

天河大辨財天社の節分祭。
天河社社家は
役行者(えんのぎょうじゃ)の供に
祀られている前鬼・後鬼の子孫と
言い伝えられており、
節分祭宵の晩に
「鬼の宿」として、
鬼(神)を迎えます。

夜更け、
一番座敷に布団をひき、
にぎりめし・梅干しを供え、
縁側には澄みきった真水を
手桶に張り 
一晩そのままにしておきます。
そうすると節分祭当日、
早朝手桶の水を見ると、
鬼が手を洗ったのか
足を洗ったのか
底に砂が沈んでおり、
鬼が泊まられたという証を賜り、
そして節分祭が執り行われます。

よって、鬼は
大いなる御宝をもち、
全ての意識を越えて
物事を正しく見るという
古来からの信仰から「神」として
崇め奉られ、神事儀礼においても
「鬼は内」「福は内」と
唱えながら福豆を撒きます。

とのことでした。

昔は一般の参列の方も
社家宅にお邪魔していたそうですが
今は限られた方だけが訪問し
他の参拝の方は本殿で
同じようにされるという神事に
参列します。

暖冬とはいえ夜は冷えるので
しっかり、厚着をして
参列しました。

神事の前に宮司さんから
ありがたいお話があり
それから神事『鬼の宿』が
始まりました。

終わりにお供えしていた
足あとの飴を
1つずついただけました。

鬼さんの足あとを
なめてくださいなんて
お茶目なことを
宮司さんはおっしゃってました。
鬼さんの足あとかわいいです。

神事の後は直会で
おにぎりをいただきました。
ありがたいお心遣いです。

いただいた後は宿に戻り
いろいろ、お話をしながら
1日目の夜は過ぎていきました…
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